みつばちみつひめ―どどんとなつまつりの巻みつばちみつひめ―どどんとなつまつりの巻
(2010/07)
秋山 あゆ子

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この本を買ったのは、5月頃のことです。
震災後、絵本ナビさんという、絵本専門のネットショップで、「絵本エイドーこころにひかりをー」という支援プロジェクトが行われていて、その一環として絵本作家さんのサイン入り絵本を販売するチャリティー企画が開催されていたんです。
私も、何冊か購入されていただいたのですが、その中で、娘の一番のお気に入りとなったのが、この「みつばちみつひめ―どどんとなつまつりの巻」でした。

この本、はちのす城にすむみつばちのおひめさま、みつひめさまが、家臣(?)のおっちゃんばちに連れられて、城下で行われている夏祭りに行く顛末を描いたお話です。
みつひめさまのキャラ設定は、虫版あんみつ姫といった趣。
世間知らずでおてんばな愛らしいお姫様です。

そしてなによりも、細部まで細かく設定されていて、描写されているのが楽しい本です。

みつひめが出かける、なつまつりの縁日に登場する屋台も、虫の特性を生かしたものになっています。
例えば、蚕が綿飴を売っていたり、蜘蛛が蜘蛛の巣であみだくじ屋さんをひらいています。
売っている食べ物も、やきそばのソースは樹液だし、蒸しパンはちゃんと虫のかたちになっています。しかも味ごとに虫の種類を変えている芸の細かさも見逃せませんw
そして、お祭りには欠かせない、ヨーヨー売りはみずぐもが担当していて、お面屋さんでは、虫の顔をかたどったお面が売られています。

付録として、「さがしてみよう」というリーフレットがついていて、本の中のまつりに参加している虫や、小道具を探すお題が出されています。
娘には、この付録が大好評で、出題された虫を探すのを大喜びでやっていました。
付録のお題を解いた後も、ここには、こんな虫がいる!そこには、こんなものがある!と、本を読む度にいろいろ発見して、喜んでいます。

特に、蜘蛛の巣のあみだくじが気に入ったようで、読み始めた当初は、蜘蛛の屋台が登場する頁を開く度に、必ずあみだくじをしていました。

最近は、みつひめを縁日に連れて行ったおっちゃんバチグループに、キノコ好きな『たけお』というメンバーがいるのに気がつき、『たけお』と『たけお』の好きなキノコを発見するのに熱中しています。

クライマックスに大きな打ち上げ花火が登場するのも嬉しいようで、ついでに花火がどうやって打ち上げられるのかにも興味津々のご様子です。

そんなわけで、本を読む度に、こんなものがあった!と報告してくれるので、読み終わるのにおそろしく時間がかかる絵本です。
ちょっと手間はかかるけど、一緒に本を読んで、いろいろ発見ができる本は、読んでいて盛り上がりますね♪

みつひめのお話は、この本のほかに「みつばちみつひめ―てんやわんやおてつだいの巻」という本が出ています。
こちらは図書館で借りて読んでみたのですが、同じく気に入ったようなので、近々購入する予定です。


みつばちみつひめ―てんやわんやおてつだいの巻みつばちみつひめ―てんやわんやおてつだいの巻
(2008/05)
秋山 あゆ子

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最後に追記。
絵本ナビさんで買った本には、サインの代わりに、とても丁寧に彩色された秋山さん直筆の小さなイラストカードがついていました。
こちらは、あまりに勿体ないので、本とは別に大切に保管しています。
娘がもう少し大きくなったら、改めてプレゼントしたいと思っています♪

(2011/10/11:追記)
先日、「てんやわんやのおてつだいの巻」を購入したことで、現在我が家では、このシリーズ本が大人気です。
最近、寝る前に読む本は、この2冊を連続で読むのが定番となっています。
盛り上がりポイントは、その日によって違いますが、台詞部分を娘が読んで、筋の部分を私が担当して、二人で一緒に読んだり、てんやわんやのおてつだいの巻に登場する「みつばちのうた」を、どちらがおもしろい節回しで歌えるか競争したりして、盛り上がっています。
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実物で学ぶしかけ絵本の基礎知識ポップアップ実物で学ぶしかけ絵本の基礎知識ポップアップ
(2000/06)
デビッド・A. カーター、ジェームス ダイアズ 他

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2006年10月生まれの娘は、来月いよいよ5歳になります。
そういえば、4歳になってから読んでいた絵本について、最近書いていなかったので、備忘録的にいくつかピックアップしてみたいと思います。
まず、今年一月末に買ってから、しばらくの間、ヘビーローテーション絵本となっていたのが、「実物で学ぶしかけ絵本の基礎知識ポップアップ」というポップアップ絵本です。

この本、ポップアップ絵本の基礎的なしくみがわかる実用書です。
大型絵本のなかに、小さな飛び出すしかけが、実例付きでいくつも解説されています。
登場するしかけは、ごく簡単な飛び出すしかけから、くちばし型を模した三角形がパクパクするしかけ、音の出るしかけに、回転するしかけなど、実に多彩。
シンプルだけど、驚きに満ちた本です。

最近人気のロバート サブダさんのポップアップ絵本に登場する、びっくりするような凝った仕掛けも、この本に登場する基礎的なものを組み合わせて作っているのかと思うと、種明かしをしてもらったようで、見ているだけで、楽しくなってしまい、思わず自分用に購入してしまいました。

自分用のつもりとはいえ、せっかく買ったので、娘にも見せたところ、登場するシンプルなポップアップが、娘には、新鮮だったようで、何度も見るようになりました。
しかけの構造が単純な分、壊さず自分の手で動かせる上に、シンプルな動きがわかりやすいのも、4歳児のレベル合っていたようです。

この本への反応が、思いの外良かったので、いくつか手持ちのポップアップ絵本もみせてみたのですが、今のところ、この本が、一番気に入っているみたいです。

あと、子供に読む側の本音を言わせていただくならば、この本、大人向けの解説が、各装置ごとについているものの、娘がそちらには、全く関心をしめさないため、文字を読むことなく、一緒にポップアップをパタパタ動かしているだけで、一冊読んだことになってしまう点が、手間がかからず、お手軽な本だったりしますw

今のところ、しかけを動かして楽しんでいるだけの本ですが、もう少し大きくなったら、夏休みの自由研究などの宿題への対策として、ポップアップ使った工作をつくるネタ本にもなってくれるのではないかと、密かに期待しています。
そう言う意味で、長いつきあいになる本なのではないかと、予感している絵本です。


ついでに、この本以外に、娘の反応がよかったポップアップ絵本をいくつかピックアップしておきます。

Mommy?Mommy?
(2006/09)
Maurice Sendak

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「かいじゅうたちのいるところ」でおなじみのセンダックさんの挿絵を使ったポップアップ絵本です。
娘は、最初見たときには、登場するモンスター達が怖かったようですが、主人公の赤ちゃんが、モンスターをどんどんやりこめる姿が、痛快だったらしく、情けない姿をになるモンスターの様子を大喜びで見ていました。
オチが英語を使ったシャレなので、和訳は難しい本かもしれませんが、子供でも説明すればわかる話ではあるので、洋書でも全然問題はないようです。
2011年9月25日追記:すでに日本語訳が出ていました。すみません。

マミー? (とびだししかけえほん)マミー? (とびだししかけえほん)
(2008/09)
マシュー ラインハート、アーサー ヨーリンクス 他

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不思議の国のアリス (とびだししかけえほん)不思議の国のアリス (とびだししかけえほん)
(2004/11/16)
ロバート・サブダ、わく はじめ 他

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この本のポップアップもかなり凝っていて、大人がみてもビックリするレベルです。
文章は、文字量も多く、子供にはちょっと難しいかもしれません。完全に大人向けの絵本です。
しかも、紙面の制約からか、ストーリーをかなりはしょっているので、仮に読めたとしても、物語の面白さを、子供に感じて貰えるかは微妙な感じ。
うちでは、物語は大人になってから読んで貰えたらいいやと割り切って、ポップアップ効果だけを、親子で楽しんでいます。



Gallop! (Scanimation Books)Gallop! (Scanimation Books)
(2007/11)
Rufus Butler Seder

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こちらはポップアップではなく、開くと絵が動き出す不思議な絵本です。
ウチにあるのは、洋書版ですが、今は翻訳された本も出版されていてシリーズ化もされているようです。
最初みた瞬間の「すごーーい!」という歓声が忘れられない絵本です。

ころころこぐま (童心社のベスト紙芝居 かみしばいがはじまるよ)ころころこぐま (童心社のベスト紙芝居 かみしばいがはじまるよ)
(1983/09/01)
平塚 武二、長崎 源之助 他

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日曜日、久しぶりに娘と近所の図書館へ行ってきました。

今回、ついに娘用の貸出カードを作ってもらいました!
今まで図書館で娘の本を借りるときには、私の貸出カードを使っていたのですが、ふと思いついて、娘専用カードを作れないか、カウンターで、聞いてみたところ、あっさりOK。
娘も自分専用カードができたことを多少なりとも喜んでくれたご様子。
こんなことなら、もっと早く作っておけば良かったと思った位です。

ただ、基本的に娘は、図書館の本は返さなきゃいけない(=自分のものにならない)という時点で、図書館が好きではないので、このシステムに納得してくれるか否かが、今後の図書館利用のキモになるかなぁという気がしています。

図書館での娘の行動パターンは、まず紙芝居へ突進!その後、表紙を表にしてある絵本の中から気に入った物を選んで読むというのが、定番なのですが、これは今回も変わりなし。

紙芝居に興味津々なのは、家には(あたりまえですが)紙芝居がないので、私と紙芝居を使って遊べるのは、図書館だけだとおもっているからではないかと思います。
あと、保育園で、紙芝居を見慣れているのも一因なのかもしれません。

今回は「あめのひのおともだち」という紙芝居を図書館で読み、家用に「ころころこぐま」 を借りて帰ってきました。

帰宅後、いつものように紙芝居を読み始めようとしたら、「わたしがよむ!」と言いだし、私と主人が観客となって、急遽、紙芝居ショーがはじまりました。
読み始めた当初は、かなりおぼつかない読み方だったのですが、だんだん興が乗ってきたらしく、途中からは、かなり抑揚をつけて読み始めたのには驚きました。
保育園で聞いたお話なの?と聞くと、はじめての読んだお話との返事。
4歳にもなると、初見でも、結構いっちょ前に読めるようになるんだなぁと感心してしまいました。

自分でも楽しくなってしまったらしく、続けて2回朗読し、そのあとようやく、絵を見たくなったようで、今度は、私に読んで!とリクエストがかかりました。
「結構、疲れるから、頑張ってね。」という上から目線のアドバイスをもらいつつ、朗読開始。
そこそこ満足していただけたようで、私が一回読んだところで、本日の紙芝居ショーは終了となりました。

肝心の話の内容ですが、まるいものが転がることを知ったこぐまが、山の中でころがるものを探して歩いてゆくというお話でした。
この作品、原作・平塚 武二 脚本・長崎 源之助という、児童文学の大御所二人が手がけた定番ものだったようです。
紙芝居に、びったりの場面転換が多い作品で、こぐまの優しげな瞳と水彩で描かれた柔らかな毛並みが、あたたかな雰囲気を作り上げていました。

そんなにクマ好きという訳でもない娘が、なぜこの作品を手に取ったのか、理由はさっぱりわからないのですが、目に付いた物をとっただけにしては、なかなかよい選書をしてくれたと、そのセンスにちょっと感心してしまいました(親ばかです。すみません)

今後も、子どもが嫌がらない程度に、図書館を利用してゆきたいと思っています。

しっぽのはたらき (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)しっぽのはたらき (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
(1969/04/01)
川田 健

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先日購入した「かがくのとも復刻版セット」
かなり気に入って貰えたようで、いまのところ、毎晩のように読んでいます。
その中でも、とくに最近のお気に入り絵本が、「しっぽのはたらき」です。
かがくのともの創刊号として刊行されたこの絵本、現在も、単行本として、流通し続けているロングセラー本です。

内容を一言でいうならば、本当にタイトルそのまま(笑)
さまざまな動物のしっぽの果たす役割を紹介しています。

まず最初の頁でしっぽだけが登場し、これはなんのしっぽかな?という問いかけがされます。
そして次の頁で、その答えとなる動物の姿が登場します。
前のページに描かれたしっぽと、次の頁に登場する動物が、続き絵で描かれているのが、ポイント。
それに気がついた娘は、頁をなんども繰って、動物の全身を見ようとしていました。

この本の最大の特徴は、登場する動物が、すべてリアルでかつ魅力的なこと。
娘は、ここに登場するリスの絵が大好きで、お気に入りのリスのぬいぐるみに向かって、「ほらお友達よ」と絵本を紹介したりしていました。

そんな素敵な絵を描いているのは、薮内 正幸さん。
日本における動物挿絵絵本のパイオニア的存在だった方のようです。
美術館も開設されているようなので、機会があったら行ってみたいと思います。

娘は、この本がとても気に入っているのですが、4才児には使われている言葉がちょっと難しいようで、「つっかいぼう」ってなに?とか、「櫂」ってなに?、「パラシュート」ってなに?など、思わぬところで思わぬ質問をうけることが多いです。

なにより困っているのが、ここに登場しないどうぶつのしっぽの働きを聞かれること。
・・・我が家では「うさぎ」のしっぽのはたらきについて、現在調査中です^^;

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ねこがいっぱい (福音館あかちゃんの絵本)ねこがいっぱい (福音館あかちゃんの絵本)
(1986/09/30)
グレース スカール

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先日、久しぶりに娘と一緒に図書館へ行ってきました。
最近、娘はあまり図書館へ一緒に来たがりません。
図書館の本は、返さなくてはいけなくて、自分の物にならないのがイヤなようです。
たまに付き合ってくれる時があっても、彼女のメインイベントは、図書館に行った後、公園に行くことのようです。
そのため、本を選ぶのも、とても乱雑で適当な感じ。
ちょっとみてこれ!と本を選び、さあ帰ろう!と、外へ飛び出していってしまいます。
ちょっと見て選んだだけの本なので、家に帰って読んでみても、それほど反応がいいわけでもないので、ちょっと困っています。

そんな中、久しぶりに娘のお気に入りの本となったのが、この「ねこがいっぱい」です。
赤ちゃん向けの絵本ですが、登場するネコがバラエティに富んでいて、めちゃめちゃ可愛いのです。

娘は、見た瞬間「かわいー」と言って、大喜び。
赤ちゃん絵本なんだけどなぁ・・・と内心思ったのですが、そんなに気に入っているならば、と借りて家に帰りました。
で、家に持って帰った娘が、真っ先にしたことは、なんと模写w
あー、絵本ってそういう楽しみ方もあったのね。とびっくりしました。
子供は遊びの天才!というけれど、新しい絵本の楽しみ方を、教えて貰った気がしました。

あとこの日、この本の他に、娘が借りた本は「ぞうさん」でした。
こちらは、童謡絵本です。
娘は、自分が知っている歌は、歌いながら読み、知らない歌は勝手にリズムをつけて歌っていました。
なががわそうやさんの絵が、詩ととても合っていて、見ているだけでほっこり優しい気分になれる素敵な絵本でした。
ただ、残念なことに、今調べてみたら絶版のようです。
勿体ないなぁ・・・


ぞうさん (福音館の幼児絵本)ぞうさん (福音館の幼児絵本)
(1981/10/20)
まど みちお、なかがわ りえこ 他

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