9月5日、東京都美術館で開催されたファミリーイベントに参加してきました。
このイベントは、上野界隈にある9つの美術館博物館が連携して行っている「あいうえの学校」という子供たちのミュージアムスタートを応援するというプログラムの一環として開催されたもので、なかなか人気のあるイベントのようです。

今回は「キュッパのはくぶつかん」という絵本をベースに企画された「キュッパのびじゅつかん」という展覧会を見学したあと、同じく上野にある国立科学博物館へ移動して、常設展で鉱物標本のスケッチをしてきました。

「キュッパの美術館」展は、物を収集する面白さと、集めることによって一つのモノだけでは、感じられない新たなモノの価値が見えてくることを体感できるユニークな展覧会でした。
個人的には、大阪自然史博物館が所蔵する木村蒹葭堂の「貝類標本」など、全国の博物館が所蔵する個人コレクターが収集した、おかしなモノコレクションをみせるコーナーが、かなりツボでした。

展覧会のメインは、会場に配置された細々としたモノ(ガラクタ?)を自分の基準でチョイスして、分類し、標本箱を作ろうというコーナーです。
展示室には、幅12メートル、高さ8メートルのヒノキ材で作られた収蔵棚が作られています。
その前に広がる床には、1000種類以上の物が分類されないまま置かれています。
IMG_6856-2.jpg

IMG_6870-2.jpg

このコーナー、同じモノでも、それぞれの基準で独自の意味づけができるのが、コレクションの面白さなんだなぁということが、実感できる非常に面白い試みでした。
娘も大喜びで標本箱作りを楽しんでいました。

この収蔵棚、通常は上まで上がることは出来ないのですが、3時頃から人数限定で、見学することができるようです。
その時間に展覧会にいらした方は、ぜひ整理券をゲットして登ってみてください。
上の方には、このコーナーを監修した日比野克彦さんとキュッパの生みの親であるオーシル・カンスタ・ヨンセンさんの作った標本箱が展示してあります。

今回のイベントは、ざっくり言ってしまうならば、ギャラリートーク付き見学会という感じだったのですが、展示自体が参加型だったこともあり、かなりアクティブな時間を過ごすことができました。
キュッパ展だけでも、内容が盛りだくさんすぎて、科学博物館でのスケッチは親子共々少々バテ気味になってしまいましたが、なかなか楽しい1日でした♪


この展覧会は、最初にふれたとおり絵本からインスパイアされた企画です。
「キュッパのはくぶつかん」という絵本は、以前私のブログでもとりあげたことがあるのですが、物語の形式をとりつつ、博物館や美術館の成り立ちや構造への理解を深めることができる楽しい本です。
博物館、美術館との親和性も高く、この本をモチーフに展示を作るのは、素晴らしいアイディアだと思いました。
特にユニークに感じたのが、絵本とのコラボ企画にもかかわらず、絵本の原画作品は、一切展示されず、本のテーマをベースに、独自に展示作品をチョイスし、絵本とはまた別な形で、展覧会を作り上げてる点です。
絵本に関する展覧会は多々あれど、こういうアプローチの仕方は日本においては、非常に珍しいのではないでしょうか。
この展覧会の切り口は、絵本を素材とする子供向け展覧会のあり方に、新たな可能性を感じさせるものだったと思います。

子供向けの展覧会は、本当に玉石混交で、当たり外れが激しく、企画をみつけても行くべきか否かいつも悩んでしまうし、特に最近は、映像を駆使したお祭り騒ぎ的な体感型の展覧会ばかりが目について、若干辟易としていたところだったので、参加者自らが工夫し試行錯誤する余地のある、この展覧会が、よりいっそう魅力的に感じられた気がします。

この展覧会だって、正直、現代アーティストの作品の中には、今回の展覧会にいれなくてもいいんじゃね?というような作品もなかったわけではないのですが(笑)そういうチャレンジングな要素も含めて、ユニークな展覧会だったと思います。
結果、大人も子供も素敵な時間を過ごす事ができる場所が完成したように感じました。
会期は10月4日まで。オススメです♪

キュッパ公式サイトはこちら
キュッパアニメなども公開されています。

最後に展覧会関連書籍をご紹介しておきます。







スポンサーサイト
久しぶりに娘と一緒に行った展覧会について。
今回は、絶対にやってはいけない子連れ展覧会の実例、完全な失敗談です。

今回、娘と行った展覧会は、東京国立博物館で開催中の特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」

鳥獣戯画は、日本の漫画・アニメの原点とも言われている有名な絵巻です。
今回の展覧会、この絵巻の修復後初のお披露目ということもあり、異常な盛り上がりを見せています。
激混みなのは、行く前からわかっていたのですが、我が家で、ずーーーっとブームが続いているTV番組「びじゅチューン!」でこの作品をとりあげた「鳥獣戯画ジム」という歌が大のお気に入りの娘が、行きたい!と言い出しまして、めったに美術館に行きたがらない娘が行きたいというならば、連れて行かねば!と思い行く事にしたんです。
娘、お気に入りの鳥獣戯画ジムの映像はこちら↓


混雑状況をしらせるツイッターアカウントを見る限り、並ぶのは必須な様子。
さすがにこんなことで、学校を休ませる訳にはいかないので、平日日中に行くのは無理。
GWも土日もお話にならない混雑状況なので、これは避けたい。
そうなると、夜間開館が一番混まないのではないだろうか?
夜間と言っても、8時まで位ならば、小学三年生ならなんとか連れて行けるだろうと考えた訳なんですよ。
更に、展覧会は会期が後になればなるほど混むことも考慮して、GW直前ではありますが、展覧会が始まって一番最初の金曜日、学校から帰ってきた娘を連れて上野に向かいました。

でも、私の読みは甘すぎました。。。
5時をすぎても、行列は全く途切れることなく続き、私たちが、建物内に入れたのは、7時すぎでした。
博物館でも対応に苦慮していたようで、開館時間の延長が正式にアナウンスが流れたのは、私たちが建物内に入る直前。本来ならば最終入館時間です。
係の人は、相当お客さんから苦情を言われていたようで、アナウンスしながら、涙ぐんでいる始末。
なんだか恐ろしい事になっていました。

もうこの時点で諦めようと何度も娘に言ったのですが、娘は、ここまで来たからには見る!の一点張り。
ところが、娘が見たがっている鳥獣戯画のなかでも最も有名な甲巻を見るためには、会場内で、それを見るための列が別途並ばなければなりません。
その列に夜の9時までに並んだ人は、全員見せますとアナウンスがあったものの、子連れでそんな時間まで、館内をうろつき回る訳にはいきません。
他の展示物はすべて諦めて、甲巻のみ見て帰ろうということで、娘を納得させました。

個人的には、一緒に展示されている鳥獣戯画の断簡の方がよっぽど見たかったのですが、、、そんな贅沢は言ってられません。とにかく早く帰ることを再優先に考えました。

でも、でも、それからがあまりにも長かった!!
甲巻を見るための列は遅々として進まず、結局作品の前にようやく私たちが立った時には、時計の針は9時近くになっていました。
さすがにそんな時間に子連れで並んでいる人は、私達の他におらず、親としていたたまれなかったです。
それでも娘は頑張りました。
最後は並びながら眠いと言っていたのに(そりゃそうです。昼寝もせずにこんな時間になっちゃっているんですから)作品を前にしたあとは、最後まで夢中で見ていました。
兎がわらってるねーとか言いつつ、細かい部分まで一生懸命見ていました。
並んだ時間に比べれば、ほんの一瞬しか見る事はできなかったのに、私に気をつかってか、楽しかったねーと言ってくれて、見込みの甘い行動をしてしまった親としては、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。

さすがに建物を出たあとは、もう動けない様子だったので、最寄りの鴬谷駅まで、おんぶして連れてゆき、なんとか帰宅しました。

いやはや、まさに地獄の行軍でした。
今回ばかりは、本当に見込みが甘過ぎました。
親として、恥ずかしいかぎりです。

もうこんな無茶は二度としません。
子供にここまで無理をさせてまで見るほどのものは、何もないですから。
展覧会の感想でもなんでもないですが、今までいろいろ子供を連れ回していたなかでも、最大の失敗だったと深く反省しています。
自戒の意味を込めて、書き留めておきたいと思います。

ちきばんにゃーちきばんにゃー
(2014/08/26)
きくち ちき

商品詳細を見る

2014年9月21日に丸善丸の内本店「ちきばんにゃー」刊行記念きくちちきさんワークショップ「紙版画をつくろう」に参加してきました。

きくちちきさんは、最近完全にマイブームとなっている、新進気鋭の絵本作家さんです。
ちきさんのワークショップに参加するのは、昨年に引き続きこれが二回目
前回の様子はこちら

今回は、木版画でつくられた新作「ちきばんにゃー」にちなんで紙版画で動物の絵を描くワークショップでした。

お恥ずかしい話ですが、このワークショップに参加する前の用事が押してしまい、私たちは遅刻参加となってしまいました。
到着したときには、ちきさんの
「ちきばんにゃー」の朗読は終わっており、いよいよ参加者が作業に取りかかろうとしている時でした。

今回の作業は、動物の形を描いた紙を切り抜き、それに絵の具を塗って、別の紙に貼付けるという非常にオーソドックスなものでした。
ところが我が娘、なんと龍をつくると言い出しまして。。。
切り取ることを全く想定していない絵を描きだしました。

最近の娘は、細かい作業をしたがる傾向があったのでこの程度のことはある程度想定すべきことだったのことだったのですが、これには、私も焦りました。
娘の作業をみた、ちきさんも、これはなかなか難しそうですね。。。と若干どん引きの気配。
時間的にも、切り取る作業まで娘一人でできるとは思えず、結局、絵の切り取り作業は私が行う羽目になりました。

あとで考えると、すべて娘にやらせた方が、娘のためになったような気もするのですが、その場の雰囲気に焦らされてつい世話を焼いてしまいました。
なかなか一人で任せるということができないのは、母親としてよくない傾向ですね。
今後の反省事項です。

で、完成した作品はこんな感じ。

解説すると二匹の龍と雲が描かれています。chiki2.jpg


娘が描いた下書きを私が切り取った版画の原画はこんな感じ
chiki1.jpg

まあ、短時間だったにも関わらず、結構頑張ったのではないかと思います(^^;

久しぶりにお会いしたちきさんは、相変わらず、素敵メガネ男子でした♪
今回の新刊、「ちきばんにゃー」は、私家版として発行した本をすべて描き直した作品だそうです。

タイトルにもなっている「ちきばんにゃー」のフレーズが癖になってしまうとても楽しい作品です。
いままで、大人びた雰囲気の作品が多かったちきさんですが、ついに子供たちのところまで、降りてきてくれた気がしました。
子供たちの反応もとてもよく、長く愛される作品になるのではないかと思います。

ただ、小学校2年生になった娘にとっては、ちょっと子供っぽ過ぎるのか、昔のように何度も繰り返し読んでー!と、もってくることはありませんでした。
と、いうか、黙読がすっかり身に付いてしまったせいか、最近はどんな本も、まずは自分で目を通す、というスタンスに変わってしまっていて、昔のように、絵本を二人で楽しむという感じになかなかならなくなっているんです(泣)
小学校に入ってからは、とにかく家でする事も増えてしまい、夜、本をゆっくり楽しむことすらできないのが現状です。

そろそろ、絵本を子供と楽しむ時期は終わりにきているようです。
また、一人で絵本を読むのか、、、と思うとちょっと寂しい今日この頃です。

で、ワークショップ終了後は、ちきさんファンのツイッター友達を再会を楽しみつつ、絵本談義に花を咲かせました♪

絵本仲間と情報交換をしつつ本を選ぶのって本当に楽しいです。
今回気になった本と購入した本はこちら


さあ、はこをあけますよ!さあ、はこをあけますよ!
(2014/06/14)
ドロシー・クンハート

商品詳細を見る

これは絵の雰囲気に一目惚れして買った本。
登場する犬がラブリーです。


マップス: 新・世界図絵 (児童書)マップス: 新・世界図絵 (児童書)
(2014/09/10)
アレクサンドラ ミジェリンスカ、ダニエル ミジェリンスキ 他

商品詳細を見る

これは凄い本です!世界中の国の様子が詳細に描かれた大型絵本です。
大人も子供も見ているだけで楽しい本。しかも大型本のわりには安価なのも嬉しい♪
多分ロングセラーになると思います。



ぼくのニセモノをつくるにはぼくのニセモノをつくるには
(2014/09/20)
ヨシタケ シンスケ

商品詳細を見る

「りんごかもしれない」のヨシタケ シンスケさんの新作。
前作に引き続き楽しい作品に仕上がっているようです。



娘が自分で選んだ本はこちら

決定版ドラえもん大事典 (ビッグ・コロタン)決定版ドラえもん大事典 (ビッグ・コロタン)
(2001/06)
藤子・F・不二雄、いそほ ゆうすけ 他

商品詳細を見る

最近、娘のマイブーム、ドラえもんの関連本です。
私たち親が、お茶を飲みつつ絵本談義をしている間中、熟読していました。
娘の中では、ゾロリブームの次は、ドラえもんブームが来ているようです。
今回のブームはどこまで続くのかなあ、、、と生暖かく見守って行こうと思っています。


お久しぶりです。
7月の下旬、横須賀美術館で開催している子供向け展覧会「キラキラ、ざわざわ、ハラハラ展」に、家族三人で行ってきました。

毎年夏休みにどこかしらで開催される子供向け展覧会。
すべて行く事はできないので、どこに行こうか、迷ったのですが、今年は、親子三人すっかりはまっているNHKの番組「びじゅチューン」の作者である井上涼さんの新作が展示される横須賀美術館に行く事にしました。

井上涼さんは、新進の映像系アーティストさんです。ご本人のブログはこちら
この方が名画をテーマに様々な歌を作っている番組が「びじゅチューン」です。
NHK教育TVで、毎週日曜日に放映されているのですが、思いもかけない切り口で名画をぶったぎり、耳に残る音楽に載せて、楽しいアニメを見せてくれるのが、ツボで、家族内で空前のブームとなっています。

番組自体も凄ーく面白いので、まだ見ていない方は、ぜひ!ご覧になってみてください。

で、今回の展覧会の話にもどりますが、この展覧会、最近の子供向け夏休み企画によくあるパターンの、現代アーティスト数名の手によるコーナー展示で構成された展覧会です。
作品を読み解く楽しさを伝える展覧会!と銘打って、インタラクティブな趣向を凝らした展示を行っていました。
そういう意味では、割と手堅い子供向け現代美術系の展覧会だったと思います。

美術館の建物の外には、不思議なテントが立っています。
中にはいるとそこにはこんな不思議な世界がありました。
KIRAKIRA

うん。たしかにキラキラしています♪
導入のワクワク感も半端なく、娘の反応も上々。
これは行けるかも!という手応えを感じる事ができました。


今回の展覧会、現代アーティストさんとして取り上げた方の中に、絵本作家さんが加わっているのが、なかなかよいアクセントになっていたように感じました。

今回参加した絵本作家さんは、ミロコマチコさんとtupera tuperaさん。
ともに最近ユニークな作品を多数発表し、マスコミにも取り上げられる事の多い絵本作家さんです。

オオカミがとぶひ (こどもプレス)オオカミがとぶひ (こどもプレス)
(2012/08/12)
ミロコマチコ

商品詳細を見る

ぼくのふとんはうみでできているぼくのふとんはうみでできている
(2013/07)
ミロコ マチコ

商品詳細を見る

かおノート (WORK×CREATEシリーズ)かおノート (WORK×CREATEシリーズ)
(2008/06)
tupera tupera

商品詳細を見る

パンダ銭湯パンダ銭湯
(2013/08/15)
tupera tupera

商品詳細を見る


ミロコさんのコーナーは、美術館の壁面いっぱいを使った「へらじかの森」という新作壁画のまわりを取り囲むように、絵本原画が展示してありました。
絵のタッチから、絵本原画はサイズが大きいに違いないと思い込んでいたので、原画が本とほぼ同じサイズだったのはちょっと意外でびっくりしました。

tupera tuperaさんも、同じく絵本原画の展示を行っていたのですが、「ハラハラはらっぱ原画展」と銘打った部屋の中央には、幾つものかぶれるオブジェがいくつも置いてありました。
tupera
tuoera2

このオブジェ、一つ一つがかなりの重量感でして。
大人のサポートなしでは絶対に被れない、子供の事を全く考えてない潔さが却って気持ちよかったです(笑)

係の人に聞いたら、展覧会開始二日目には、壊れて修理をしなければ行けないものが出てしまい、今も、修理中の作品があるとか。
修理は、学芸員さんが行っているそうなので、色んな意味で、大変な展示らしいということが伝わってきました。

ここ以外の場所で、夏休み企画として、絵本の原画展が開催されるのを、しばしば見かけます。
絵本原画展は、子供むけ展示の定番と言ってもいいでしょう。

でも、子供を絵本原画展に連れてゆく度、子供の絵本原画に対する反応の薄さを目の当たりすることを繰り返している母親の立場から、あえてぶった切らせていただくならば、絵本の原画展って、子供にとっては、さほど魅力を感じるものではないんだと思います。

そもそも絵本原画って、テクストと連動して物語を演出するものだけに、一枚絵として見た時のパワーは、タブローには勝てないんだと思います。
今回も、娘は原画には目もくれず、一緒に置いてあった、絵本ばかり読んでいました。

そうかと言って、娘は、絵にまったく興味がないわけではないようで、特別展を見た後に行った常設の谷内六郎館では、谷内六郎の絵を一通り、ちゃんと見て、それなりに楽しんでいたようです。

結局、絵本原画展って、実は、絵本好きの大人向けの展覧会に過ぎないんだと思います。

そういう意味で、今回の展覧会のように、子供が楽しめるように演出を加えて、絵本原画を見せるのは、親子で絵本原画を楽しむという意味でも、いい企画だなあと感じました。

親が絵本原画を見る間、子供は、オブジェで遊べますしね。(←我が家はこのパターンでした)
また、オブジェを導入として、絵本原画にも目が行く子も、いるんじゃないかと思いました。


ちなみに、絵本原画には目もくれなかった娘が、特におもしろがっていたのは、重田佑介《がそのもり》というデジタル作品。
これは、天井からモニターで投影される画像を、白い本のページに投影すると、いろいろはお話の場面が登場するという作品。
投影された画像がどのお話の場面が推理するのが楽しい作品でした。
kirakira


あと、ブログにアップできるいい写真はとれなかったのですが、エントランスに設置してあった、大きな黄色い傘も気に入っていたようです。


お目当ての井上涼さんの展示「夏休みオブザ忍者」は、映像と耳に残るフレーズに彩られた音楽は、期待を裏切らないものだったのですが、唯一、音響がイマイチだったのが、残念でした。

普段は音を出す事を想定していない場所で、音を出す展示をするのってやっぱり大変なんでしょうね。


海に面したこの美術館、遊びにきたのは初めてだったのですが、ちょっとした観光気分も味わえる、なかなか凝った作りの建物が印象的な美術館でした。
まあ、建築家に思いっきり遊ばれた、ハコモノ行政の賜物感は否めませんでしたが(^^;
遊びにくる分には、リゾート気分も味わえるし、これはこれでありかな?と思いました。

我が家からは遠いし、車での移動が必須なため、今後、なかなか行く事はできそうもありませんが、また何か面白い展覧会が開催された時には、是非、遊びにいきたいと思います。

まる・さんかく・しかくまる・さんかく・しかく
(2014/02/24)
久住 昌之

商品詳細を見る


2014年4月29日に、またしても本屋B&Bさんの子供向けイベントに参加してきました。
今回のイベントは、 久住昌之×久住卓也 「描いて歌って探して○△□!」
「まる・さんかく・しかく」という絵本の刊行記念イベントでした。
この本をかいた久住昌之さんは、『孤独のグルメ』の原作者、久住卓也さんは「むしたちのシリーズ」という絵本を手がけているご兄弟だそうです。

孤独のグルメ 【新装版】孤独のグルメ 【新装版】
(2008/04/22)
久住 昌之

商品詳細を見る

むしたちのかくれんぼ (絵本・こどものひろば)むしたちのかくれんぼ (絵本・こどものひろば)
(2009/04)
得田 之久

商品詳細を見る


今回のイベント、全く知らない人たちの読んだ事もない絵本の関連イベントだったので行く気は全くなかったのですが、前回の高野文子さんのトークイベントの際、お店の方が、娘にこのイベントの話をして、また来てね。と誘ってくださったのです。
お店の方は、軽いノリだったのだと思うのですが、娘が社交辞令を真に受けてw行く気満々になってしまったので、行く事にしました。

行くからには、どんな本なのか、まずは調べてみようと、本のタイトルを検索すると、、、
you tube がヒットするではありませんか!

この作品、絵本の文章が歌になっていて、その歌が、you tubeにUPされていて、映像に合わせて歌う事ができるというなんとも今時な趣向をこらした絵本だったんです。
この歌のリズムがなんとも楽しく、この本を買った後、しばらくの間は、娘と二人で何度も本に合わせて歌っていました。

こういう趣向の絵本を主体にした今回のイベント、お絵描きと歌のコラボレーションで、大変もりあがりました。
お絵描きイベントは、こんな感じ。

まず、会場で配られた絵本の表紙とおなじ模様の紙に顔をかきます。
maru1.jpg

ページを開いてみると。。。
maru2.jpg
なんと子供が登場!
顔の形が最初の表紙とちょっと違っているのがミソですね♪

最後に色を塗ったら完成!
maru3.jpg

この、まるとさんかくとしかくの枠に絵を描くという作業、思いのほか楽しかったです。

こういう音楽とお絵描きを一度に遊べるイベントってありそうで中々ない気がします。

この遊び、集団保育の中で出来たら凄く楽しいんじゃないかな?
先生の歌に合わせてお絵描きするとか、めちゃめちゃ盛り上がりそうな気がします。
ネット環境さえあれば、簡単に、歌を見ることができる手軽さも魅力だと思います。
みんなで歌える楽しさがあるっていうのは、すごい強みではないでしょうか?

実際、イベント中に、何回か皆でこの歌を歌ったんですが、すごーく盛り上がっていました。
とにかく和気あいあいとし雰囲気が心地よい、賑やかなイベントでした。
娘も存分に楽しんでくれたようです。
私も、新しいタイプの絵本と出会ういい機会を得る事ができ、嬉しかったです。

久住ご兄弟は、これからお二人で、絵本の世界に、更なる新風を巻き起こしてくれるんじゃないかな?とかなり期待しています。
お二人のこれからの活動が楽しみです^^