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最近、娘と一緒に図書館へ行くようになりました。
はじめて娘を図書館へ連れて行ったとき、娘は、はじめての場所に興奮したのか、大声をあげて職員の方に注意されてしまいました。
これは、私が図書館という場所について、きちんと説明していなかったのも、問題だったと大いに反省し、その後は、図書館へ行くときには、図書館へ入る前に「ここはみんなが本を読む場所だから静かにしようね」と一言言ってから入るようにしています。

図書館へ行くと、大抵、娘は紙芝居のコーナーへ突進します。(これは、保育園でも紙芝居を読んで貰っている影響ではないかと思っています。)
そこでまずは、リクエストのあった紙芝居を読んであげ、それから本のコーナーへ移動するというのがパターンとなっています。

最初のうち娘は、本箱の中から、家にある本をみつけて、喜んでいましたが、しばらくして、自分で本をいろいろ選ぶようになってきました。
読んでーと持ってきた本を、私が読み始めると、ちょっと読んで、もういい、とばかりに、そっぽを向く本もあれば、気に入ってもっと!と言う本もあり、反応も様々です。こちらもそんな反応を楽しんでいます。

そんな娘が、最初に自分で選んで借りたのは「ちいさいものみつけた」(福音館 1991年刊)という本でした。

残念ながらこの絵本は、現在絶版となっていて、画像をお見せすることができないのですが、おもちゃや木の実、ボタンなど、いろいろな小さなものが、種類別に実寸サイズでえかがれています。
写実的な描写は「くだもの 」という絵本を彷彿とさせます。

むすめは、木の実がいっぱい描かれた頁がお気に入りのようで、いろんな種類のドングリがあることにおどろいていました。

また、私が夕ご飯の支度をしているときなどには、この本を一人で眺めて楽しんでいました。
親としては、一人で本を楽しめるようになってくれた事に、成長を感じた絵本です(^^)


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If I Had a RobotIf I Had a Robot
(1996/09/01)
Dan Yaccarino

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私の家では、寝る前に絵本を2冊読むのが習慣となっています。
寝る前に、ベットのそばにある本置き場から、娘が好きな本を2冊選び、それを読むというのが、定番パターンです。

3歳児にありがちなことですが、娘も一冊気に入った本がでると、しばらくの間同じ本を読みつづけることになることが多いです。
で、最近、ヘビーローテーションで読んでいるのが「If I Had a Robot」です。
これは、今は絶版になっている洋書です。
購入したのは、今から十年以上前。
どこかの洋書フェアに行ったとき、なんとなく購入してそのまま私の本箱に眠っていたので、興味をしめしたらラッキーくらいの感覚で、娘の本置き場に混ぜておいてみたところ、自分で発掘してきました。

自分で本箱に入れておいて言うのも何ですが、実は、私は英語が本当に苦手で、苦手で・・・(泣)
これまでずーっと英語を避け続けて生きてきました。
当然、発音もめちゃめちゃ。
娘に読んでーと差し出された時には、正直焦りました。

ただ、興味津々な娘の姿を見ていると、読めないとも言えず、、、
また、私が嫌がることで英語に対してネガティブな印象を持たれる方が怖くて、おっかなびっくり英語で読み聞かせをしています。

肝心の本の内容は、単純かつシンプル。
お母さんに、おかずに出た嫌いな野菜を食べるまで席を立ってはいけませんといわれた男の子が、もしロボットがいたら、ボクの代わりに野菜を食べるように命令するのに・・・と思ったのをきっかけに、ロボットがいたら、あんなこともできる、こんなこともできる、、、と想像(妄想??)を繰り広げてゆきます。

娘は、本の内容をどこまでわかっているのか、よくわからないのですが、ロボット達がいろんなことをしている絵が面白くてたまらないようです。
最近は、おぼろげながら話の内容がみえてきたようで、「boyは野菜が嫌いなんだよね~」と私に確認をとるようにもなってきました。
また、耳に残った単語の意味を確認することも増えてきました。

多分、早期英語教育に熱心な方からみたら、こういう中途半端な読み聞かせって、甚だ無謀なんじゃないかと思うのですが、どうしたもんなんでしょうかねぇ?(^^;;

正直いって、こんな風に英語に触れされることが、いいことなのかどうか、全く自信はありません。
ただ、この世界にはいろんな言葉があって、いろんな言葉がわかるようになると、もっと楽しいことが待っているという可能性だけでも、感じてくれたらいいなぁと思っています。

そういうポジティブな記憶があると、本当に勉強しなけれいけない必要にかられた時に、多少なりとも、苦労も乗り越えやすくなるんじゃないかと思うのですが、、、
こういう考え方って、やっぱり甘いんですかねぇ??

WEBを見ていると、英語教育への取り組み方って、あまりにも多様で、とても熱い世界のようなので、私のように中途半端に英語に触れさせることって、問題が多いのかなぁと、不安を感じていないわけではありません。
ただ、絵本は洋書の方が、楽しい物も多いので、できればこれからもいろいろ見せてあげたいとも思ってしまうのです。

ここでこんなことを言うのもおかしな話なのですが、英語絵本の見せ方についてなにか、オススメな情報がございましたら、ぜひ教えてください。よろしくおねがいします。

あと、今月、この本とならんで、よく読んでいるのが「ひとりでうんちできるかな 」です。
この本、トイレトレーニングを兼ねたしつけ絵本ですが、しかけが面白いらしく、2才頃から、お気に入りの一冊となっています。
一時期、すっかり読むことがなくなっていたのですが、最近またブームが復活したようです。
この本に関心をもったその勢いで、オムツを卒業してくれないかなーと、かなり期待しているのですが、残念ながら、その気配だけはまったくありません(泣)

英語教育などと偉そうなことを言ってきましたが、まずは、オムツを卒業することが先決な我が家です。
パンツへの道のりは、英語よりもはるか険しそうです(苦笑)

ひとりでうんちできるかな (あかちゃんのあそびえほん (4))ひとりでうんちできるかな (あかちゃんのあそびえほん (4))
(1989/10)
きむら ゆういち

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2月28日に調布市で行われた萩尾都望さんの講演会へ行ってきました。
調布市の男女共同参画推進センターが企画した、人権について考えるというテーマの講演会だったのですが、ご自身の母親との関係を中心に、家族との関係を率直に語ってくださいました。
漫画家・萩尾望都としてではなく、家族との関係に悩む、一人の職業人としての一面を見せてくださったと言う意味で、大変面白い講演会でした。
漫画家という特殊な職業に40年間携わったが故に生じたであろう、家族関係にまつわる悩みや問題を、聞き手である私たちが、自分たちの問題として身近に感じやすい形で話してくださっていたのが、強く印象に残っています。

かつて母親との関係に悩み、また今、娘の母親となった身としては、この講演会の内容を今後との糧とするためにも、簡単にまとめておきたいと思います。

覚え書きなので、箇条書きです。
内容はその場でとったメモをベースにしています。
私の理解不足の部分もあるかと思いますが、ご容赦ください。


・ まず、講演会のタイトルとなった「イグアナの娘」のあらすじ紹介から講演会開始。
・ 萩尾先生は、幼少時の経験から“私らしく生きられることが幸福”という思いを持っている。
・ 萩尾先生のお母さんは、子どもに対して大変厳しい方だった。
本来親は、子どもに対して大人としての成長するのに必要な訓練を行うものであるが、萩尾先生のお母さんは、それプラス、自分の望む通りの人間になってほしいという思いが大変強い人だった。
・ 幼少時の萩尾先生は、絵や物語でさまざまなことを表現し、いろいろ想像することが好きだった。
常に “ここではないどこか”へ行きたいという思いを抱き、今いる“不自由な場所”から離れたかった。
・ 両親は、萩尾先生の絵について、賞をもらうなど評価につながった時には、ほめてくれたが、絵に対して基本的な理解を示すことはなかった。
・ 両親は、萩尾先生が漫画家としてデビューした時にも、”お絵かき”がお金につながることに驚き、職業として続けることをようやく認めてくれたものの、常にいつ辞めて、結婚するのかと尋ね続けた。
・ 学生時代はよい成績をとり、その後、良縁を得ることこそが正道と考えるご両親にとっては、萩尾先生の生き方は理解の範疇を超えていた。絵は趣味にして普通の生活にもどることを強く求められた。
・ お父さんの定年を期に、萩尾プロダクションを設立。お父さんを役員に迎え、会計等の業務を委託する。けれどもお父さんにとって、萩尾先生の仕事は、お絵かき教室を開催しているという認識だったらしく、萩尾先生が、アシスタントに給料を支払っているのを見て、本来ならば、指導料をとるべき弟子になぜお金を払うのかと驚いていた。女が仕事をするということを、どうしても理解できなかった。
・ お互いに対する認識があまりにも違いすぎた結果、先生が30才になったころ、両親と大ゲンカをし、会社は解散。家族とほどよい距離をとりつつ仕事をすることの難しさを痛感する。
・このケンカの4,5年後に「イグアナの娘」を執筆。
・ 萩尾先生のお母さんについて
幼少時から常によい成績をとることをもとめ、子どもの日常の様々な行動に制限を加えた。
当時萩尾家は、九州の炭坑街に住んでいたが、そこがホワイトカラーとブルーカラーの区別が激しい地域だったこともあり、遊ぶ友達にまで干渉された。365日お母さんは怒っており、萩尾先生は母親のスタイルを理解することができなかった。(お母さんの行動の実例をあげたあと「無茶だよ」とご自分で突っ込んでいたのが印象に強く残っています)
なぜ理想通りの子になってくれないのかという母の怒りがつらかった。
・ 「母と娘の関係」をテーマにしたマンガを書きたいという思いは常にあるものの、プロットを書きはじめると私情があふれ出て、作品としてまとまらない時期が長く続いていた。
・ある時、TVでガラパゴス諸島の番組を見る。岩場で陽に当たるイグアナの瞑想しているように見える姿を見た時に、イグアナの姿が胎児に似ていると感じ、物語にイグアナのモチーフを作品に取り入れることを思いつく。
これによってようやく「母と娘の関係」を作品化することができた。
・「イグアナの娘」を読んだお母さんからは、泣いたと言われた。萩尾先生は、なぜ泣いたのかは、怖くて聞けなかった。
・ 「イグアナの娘」を描いてしばらくして、偶然、お父さんから、お母さんは一番上のお姉さんがとても優秀だったため、常にお姉さんと比較され、駄目な子と言われ続けていたことを聞かされる。比較されて続けていたお母さんの生い立ちを知り、萩尾さんは、はじめてお母さんに同情を感じた。お母さんの子どもに対するヒステリックともいえる強要は「裏のないまっすぐなトラウマ」のようなものかもしれないと、とらえられるようになった。
・ 更に、40才を過ぎてようやく、お母さんにもいろいろあったんだと受け止められるようになった。
今ではお母さんに腹の立つことは減ったが、未だに仲良くはなれない。親子ってそういうものなのかなぁと、今は考えている。
・ 家族だけでも、人の考え方は異なっていて、理解することは難しい。「人の心は不思議な森のよう」それをかきわけて、探してみたいという思いが、萩尾先生の創作活動につながっている。

その後、質疑応答が行われる。
その中から印象残った質問をいくつかメモ。

Q:「イグアナの娘」を描いてかわったことは?辛かったことは?
A:人間をイグアナに置き換えた時、人間じゃないからわかりあえないのも当然だと思えるようになった。分かり合えない理由を探している間は辛かったが、親子には説明のできないこともあると思ったら、気持ちがストンと落ち、諦めも必要だと思えるようになった。

家族はどうしても似てしまう。アシスタントさんが、指示を間違えたときの自分の対応が、母そっくりで嫌になった。ただ、そういう時にどういう対応をすればいいのかは、わからなかった。
他の漫画家のアシスタントへ行って、そういう時にも怒らず、冷静に対応している姿を見て、はじめて怒らないで指示を出す方法を知ったというエピソードが可笑しかった。

Q:創作活動について
A:オチさえつけばなんとかなる(ほんとですか??)。ただ、結末へ至るエピソードの当てはめ方は常に考えている。
「トーマの心臓」連載時には、一回15頁を一週間で描かなくてはいけなかった。7日間のうち6日間はネームを考えていた。2日でエピソードを決め、あとはずっとそのエピソードをどう当てはめてゆくかを考えつづけていたこともある。

Q:萩尾先生の作品のエンディングは、常にそこで終わりではなく、続きを感じされる余韻があるように思うが、どうしてなのか?
A:もともとどのような話を読んでも、続きを妄想してしまう傾向があった。手塚マンガの影響も大きい。
そのため、”納豆みたいに微妙な糸を引くエンディング”をつくるようになってしまったのだと思う。

講演と質問の最後は、さすが萩尾先生!と思う見事な言い回しでオチをつけてくださっていました。
個人的には、講演の最後にさらりと言っていた“「人の心は不思議な森のよう」それをかきわけて、探してみたいという思い”について、もう少し掘り下げた話をお伺いしてみたかったのですが、それについては、今回のテーマとそれると判断されていたのか、深くお話されることはありませんでした。
ここには書くことをためらうほどに、かなり赤裸々にお父さん、お母さん、ご兄弟の関係について、お話してくださっていたことに驚きました。

萩尾先生は、緊張感に満ちた言葉を駆使して仕事をしていらっしゃる方ならではの、巧みな話術で、私たちに素晴らしいお話を聞かせてくださいました。
間のとりかた、語り口、すべてが人を楽しませるもてなしの心に満ちていたと思います。
本当にあっという間の90分でした。
貴重な機会を本当にありがとうございました。


イグアナの娘 (小学館文庫)イグアナの娘 (小学館文庫)
(2000/11)
萩尾 望都

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追記:「文藝別冊 萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母」に収録されている萩尾望都さんのインタビューの内容がこの講演会とかなり重なっていました。是非ご覧下さい。

文藝別冊 萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母文藝別冊 萩尾望都 少女マンガ界の偉大なる母
(2010/05/14)
不明

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