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ころころこぐま (童心社のベスト紙芝居 かみしばいがはじまるよ)ころころこぐま (童心社のベスト紙芝居 かみしばいがはじまるよ)
(1983/09/01)
平塚 武二、長崎 源之助 他

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日曜日、久しぶりに娘と近所の図書館へ行ってきました。

今回、ついに娘用の貸出カードを作ってもらいました!
今まで図書館で娘の本を借りるときには、私の貸出カードを使っていたのですが、ふと思いついて、娘専用カードを作れないか、カウンターで、聞いてみたところ、あっさりOK。
娘も自分専用カードができたことを多少なりとも喜んでくれたご様子。
こんなことなら、もっと早く作っておけば良かったと思った位です。

ただ、基本的に娘は、図書館の本は返さなきゃいけない(=自分のものにならない)という時点で、図書館が好きではないので、このシステムに納得してくれるか否かが、今後の図書館利用のキモになるかなぁという気がしています。

図書館での娘の行動パターンは、まず紙芝居へ突進!その後、表紙を表にしてある絵本の中から気に入った物を選んで読むというのが、定番なのですが、これは今回も変わりなし。

紙芝居に興味津々なのは、家には(あたりまえですが)紙芝居がないので、私と紙芝居を使って遊べるのは、図書館だけだとおもっているからではないかと思います。
あと、保育園で、紙芝居を見慣れているのも一因なのかもしれません。

今回は「あめのひのおともだち」という紙芝居を図書館で読み、家用に「ころころこぐま」 を借りて帰ってきました。

帰宅後、いつものように紙芝居を読み始めようとしたら、「わたしがよむ!」と言いだし、私と主人が観客となって、急遽、紙芝居ショーがはじまりました。
読み始めた当初は、かなりおぼつかない読み方だったのですが、だんだん興が乗ってきたらしく、途中からは、かなり抑揚をつけて読み始めたのには驚きました。
保育園で聞いたお話なの?と聞くと、はじめての読んだお話との返事。
4歳にもなると、初見でも、結構いっちょ前に読めるようになるんだなぁと感心してしまいました。

自分でも楽しくなってしまったらしく、続けて2回朗読し、そのあとようやく、絵を見たくなったようで、今度は、私に読んで!とリクエストがかかりました。
「結構、疲れるから、頑張ってね。」という上から目線のアドバイスをもらいつつ、朗読開始。
そこそこ満足していただけたようで、私が一回読んだところで、本日の紙芝居ショーは終了となりました。

肝心の話の内容ですが、まるいものが転がることを知ったこぐまが、山の中でころがるものを探して歩いてゆくというお話でした。
この作品、原作・平塚 武二 脚本・長崎 源之助という、児童文学の大御所二人が手がけた定番ものだったようです。
紙芝居に、びったりの場面転換が多い作品で、こぐまの優しげな瞳と水彩で描かれた柔らかな毛並みが、あたたかな雰囲気を作り上げていました。

そんなにクマ好きという訳でもない娘が、なぜこの作品を手に取ったのか、理由はさっぱりわからないのですが、目に付いた物をとっただけにしては、なかなかよい選書をしてくれたと、そのセンスにちょっと感心してしまいました(親ばかです。すみません)

今後も、子どもが嫌がらない程度に、図書館を利用してゆきたいと思っています。
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島田ゆか&ユリア・ヴォリ絵本原画展」を見た後向かったのが、銀座三越で開催されていた「メアリー・ブレア 人生の選択・母の仕事」展

メアリー・ブレアは、ディズニーアニメ「ふしぎの国のアリス」などの色彩デザインを手がけた女性アーティストです。
ディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドのコンセプトデザインなども手掛けたそうです。

2009年に東京都現代美術館で大規模な回顧展が開催され、気になっていたのですが、行くことができず、ずっと残念に思っていたので、ふたたびこのような形で出会うことができ、とても嬉しかったです。

展示は、彼女の生涯を追う形で構成されていました。
ディズニーに在籍していた時代の作品も面白かったのですが、それ以上に彼女が手掛けた絵本やCMキャラクターの存在感が際立っていた気がします。

とにかく描かれた子どもが皆かわいらしかったです。
特に、クマのぬいぐるみを手に持った男の子の絵は、お母さん目線の温かさがにじみ出ている、愛らしい作品でした。
「ココア・ガール」などに登場する女の子の姿は、見るのは初めてのはずなのに、どこか懐かしい感じ。
彼女が、50~60年代のアメリカのイメージを形成したアーティストであることを実感しました。

彼女が手掛けた絵本も多数展示されていました。
絵本は、かなり気になったので、グッズ売り場で買おうかどうしようかかなり迷ったのですが、大人の理性で我慢しました(^^;

そうそう。絵本といえば、この方、ディズニー時代には、バージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」のアニメ化にも携わっていたようです。
「ちいさいおうち」がアニメ化されていたことがあるなんて知らなかったので、びっくりしました。
ディズニーが描くとちいさいおうちには、しっかり顔がついているのが、なんともお約束な感じで、面白かったです。

あと、晩年には、かなり艶っぽい大人な雰囲気の作品を手掛けていたことも、驚きでした。
晩年の作品とはいえ、彼女特有の色鮮やかさは健在なため、とても若々しい雰囲気の作品でした。
とても60を過ぎた人が描いた絵とは思えないみずみずしさがありました。
長年、子ども向けの作品を手掛けてきた人が、最後に自分の等身大の気持ちを爆発させた花火のような気がして、興味深かったです。

会場が、デパートの即売会場という性格上、残念ながら決して鑑賞しやすい環境ではありませんが(特にフロアー全体に響くBGMが耳障り★)、一見の価値はある展覧会だと思います。

松屋銀座と銀座三越のハシゴは、なかなか楽しいひと時でした。
GWの展覧会めぐりコースとして強くおススメします♪
えほんうるふさん、お付き合いくださいまして、ありがとうございました!^^

ふしぎの国のアリス (ディズニーストーリーブック)ふしぎの国のアリス (ディズニーストーリーブック)
(2009/07/01)
ジョン・シェスカ

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松屋銀座で開催している「島田ゆか&ユリア・ヴォリ絵本原画展―バムとケロ、ぶた(SIKA)の世界―」へ行ってきました。

島田ゆかさんは、バムとケロの絵本の作家さんです。
実は私、これまで一度も,このシリーズを読んだことがありませんでした。
なんというか、キャラ先行の作品という印象が強くて、いま一つ心の琴線にふれなかったんですよね。
これまで本屋さんてチラ見した程度だったのですが、この展覧会を機に本を手に取ってみました。

バムとケロのもりのこやバムとケロのもりのこや
(2011/01)
島田 ゆか

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読んだ瞬間、今まで食わず嫌いしていたことを、激しく後悔してしまいました。
人気があるのも納得。
やさしい犬(ブルテリア?)のバムとやんちゃなカエルのケロちゃんの穏やかな生活の素敵なこと。
絵も、登場する部屋のインテリアなど、細部の造作がとても凝っていて、見るたびに新たな発見があります。
本屋でちら見しただけではわからない、繊細な楽しみが満載の、家でじっくり繰り返し読むための絵本でした。

今回の展覧会は、嬉しいことに「大人絵本会」の主催者である、えほんうるふさんとご一緒させていただきました。

私たちが行った時期は、展覧会がはじまったばかりだったこともあり、会場はお客さんがちらほら入っている程度。
作品をじっくりゆっくり見ることができました。
来ている方も、私たちのような絵本好きと思われる大人が大半。
思ってたよりも子どもの来館者は少なかったです。

原画は、絵本よりも気持ち大きいくらいのサイズだったんじゃないでしょうか?
マットな色調のなかにカラフルな色がちりばめられている作品は、どれもとても繊細に、細部まで描かれていました。

描かれているインテリアのセンスのよさったら!
これ欲しい!と思うものがあちらこちらにちりばめられています。
特に「バムとケロのお買い物」に登場する、市場の店先にならんだレースの模様などの小物は、印刷ではみることができないほど精巧に描かれていて、細かいもの好きの私は、うっとりしてしまいました。

バムとケロのおかいものバムとケロのおかいもの
(1999/02)
島田 ゆか

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びっくりしたのは、島田さんの使用している画材を紹介するコーナーに、色調をそろえるために作られたと思われる、本に登場する場面別のカラー・チャートが展示されていたこと。
色の下には、混ぜた色の名前がメモ書きしてありました。
作品を作成するにあたり、緻密な作業をされているんだということがダイレクトに伝わってくる資料でした。
マットな色調なのに、びっくりするくらい多彩な色が使われていて、しかもそれぞれの色が違和感なく場面に溶け込こむための舞台裏を、垣間見た気がしました。

そもそもこの人は、一つの場面に、いったい何色の色を使っているのかなぁ?
多色使いを意識させない配色バランスの妙に、改めて感心してしまいました。

うるふさんとお話ししていて激しく同意だったのが、どんなに散らかった部屋が描かれていても、部屋が汚くみえないということ。
ちゃんと物の置き場が決まっている感じがするんですよね。
整理整頓ができる人が描いたお部屋って気がしました。

あと、バムにおかたづけテクニックを伝授してほしくなりました(笑)
・・・っていうか、バムと暮らしたいなー。
多分私は、あっという間に、ケロちゃん化するんだろうな。
ケロちゃんライフって、ある種の憧れかもw

展覧会のもう一人の主役ユリア・ヴォリさんは、水彩で描いた絵の上に、輪郭線を描いた透明フィルムを重ねるという面白い技法で作品を描いていました。
ぶたぶた
(2001/09)
ユリア ヴォリ

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この方の作品は島田さん以上に、私にはなじみのない人だったので、こんなアーティストもいるんだ!という新鮮な驚きをもって作品をみていました。

角野栄子さんの「イエコさん」の挿絵を描いていたのが、ヴォリさんだったというのも驚きでした。
イエコさんイエコさん
(2007/08)
角野 栄子

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また、絵本原画と一緒に展示してあった彼女が手掛けたポスターデザイがとてもセンスがよくて、特に印象に残っています。

その他、この方、オルセー美術館の子供用ガイドブックの挿絵を手掛けているそうです。
このガイドブックの一部が展示されていたのですが、かなり面白そうでした。
売っていたら買いたかったんだけど、残念ながら会場では販売していませんでした。
いつかまた、オルセー美術館へ行ったら探してみたいと思います(いつになることやら)

会場に併設されたグッズ売り場も、いつもに増して充実していました。
いろいろ目移りしたのですが、家族へのお土産にケロちゃんの顔つきパンを購入。
お味のほうもなかなか好評でした^^

そのほか会場では、震災復興イベントとして『世界の絵本作家チャリティー展』を開催していました。
そこでは、エリック・カール、アン・グッドマン&ゲオルグ・ハレンスレーベン夫妻、酒井駒子、工藤ノリコさんら国内外の絵本作家の作品がオークション形式で、展示即売されていました。

この中で、特に印象に残っているのは、ミヒャエル・ゾーヴァさんの作品。
桜の木の下で、日本人と思われる女の子が風船を持っている姿を描いたこの絵は、見ていると、ゾーヴァ氏の日本人への思いが伝わってくる気がしました。
あまりに素敵だったので、無理と思いつつ、一応、記念入札して、会場を後にしました。
  
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