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美術館にもぐりこめ! (たくさんのふしぎ傑作集)美術館にもぐりこめ! (たくさんのふしぎ傑作集)
(2013/05/01)
さがら あつこ

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長年、美術館巡りなどをしている身としては、美術館がテーマになった絵本を見つけると、つい気になってしまい、チェックしてしまいます。
最近、美術館のバックヤードまで含めて、細部まで説明している面白い本を見つけたので、いい機会なので、美術館博物館をテーマにした絵本をまとめてみようと思います。

まずは、このまとめを作ろうと思ったきっかけになった本が「美術館にもぐりこめ! 」です。
美術館に忍び込んだ泥棒と一緒に美術館のバックヤードを探検するお話です。
舞台モデルは平塚美術館なのかな?その他、今はなき東武美術館や、日通、ヤマト運輸など美術品輸送を担当する輸送会社なども取材協力しているようです。

ちなみに、この本、我が家の7歳児の琴線には全く触れませんでした。
対象年齢も小学生中学年以上となっているし、ちょっと難しすぎたのかもしれません。
美術館に職場体験に行く子供なんかは、この本に事前に目をとおしてから行くとすごく役に立つと思います。
美術館で行っている基本業務や、展覧会ができるまでの手順を細部にわたってきちんと説明しているので、下手な博物館学の教科書よりも、わかりやすい気がしました。
美術館好きな人ならば、大人でも十分に楽しめる本だと思います。

この本を読んで、こーゆー美術館や博物館の活動をわかりやすく説明した本って外にもないかな?と思い、何となくアンテナを張るようになっていたんですが、探してみると以外とあるものですね。

最近、博物館の成り立ちを、可愛らしいキャラクターをつかって紹介している本をみつけました。
それが、「キュッパのはくぶつかん」です。
キュッパのはくぶつかん (福音館の単行本)キュッパのはくぶつかん (福音館の単行本)
(2012/04/11)
オーシル・カンスタ・ヨンセン

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収集癖のあるキュッパという丸太の男の子が、部屋に納まりきらなくなった自分のコレクションを整理して皆にみせようと思って、博物館を作るお話です。
こんな風にいろんなものを収集したコレクターが、自分の収集したものを見せたいっていう欲望が、博物館の原点なのよねー。と読んでいるうちに思わずニコニコしてしまいました♪


先の2冊ほどの面白さはないですが、「博物館の一日 」も、国立科学博物館のバックヤードを紹介している本です。
博物館の一日 (講談社の創作絵本)博物館の一日 (講談社の創作絵本)
(2012/10/20)
いわた 慎二郎

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理系の博物館らしい、かっちりした作りの本。
遊びがない分、絵本としては、面白みに欠けるけど、図鑑的指向で楽しめる本だと思います。


次に単独の美術館をテーマにした本をご紹介します。

「ジブリ紙の美術館」は、ジブリの森美術館を紹介する、デザインにこだわった素晴らしい美術館ガイド絵本でした。

ジブリ紙の美術館ジブリ紙の美術館
(2002/11)
ジブリ美術館=

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こーゆー単体の美術館をテーマにしたガイド絵本って、海外ではよくみかけるのですが、日本ではあまりみかけない気がします。
まあ、日本の美術館は、子供を常設展のメインターゲットと想定していないところが、ほとんどですし、絵本形式ガイドブックを作成するのは難しいのかもしれません。

ガイド絵本とはちょっと趣向が違いますが、北海道の三岸好太郎美術館を舞台にした絵本「おばけのマールとちいさなびじゅつかん」は、娘が4歳くらいの頃、かなり気にいって何度も読んでいました。

おばけのマールとちいさなびじゅつかんおばけのマールとちいさなびじゅつかん
(2008/12/06)
けーたろう

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札幌在住?のおばけのマールくんは、札幌市内の観光地をあちこちめぐってお友達を作っているようで、その活躍は、いくつかの絵本になっています。
おばけのマールについては公式ホームページをご覧ください♪

この作品、三岸好太郎の作品をモチーフにしたキャラクターが登場し、マールとお友達になります。
話の中ではあえて、作品の細かい背景を説明しておらず、あくまでもマールの冒険談という形で、話は終わります。
この作品を読んだ子供が、いつか実際の三岸好太郎作品を見たときに、この絵本を思い出し、自由に作品を感じる余地があるのが、いいなーと思わせる絵本でした。

ジブリ紙の美術館もそうですが、やはり美術館を紹介するという趣旨とはいえ、後に蛇足的な説明を入れず、絵本として独立した仕上がりとなっている本の方が、子供も大人も楽しめると思うんですよね。

こういう適度な距離感で、子供を美術館にいざなう本は、これからもっと増えてくるといいな、と願っています。

同じようにキャラクターが、美術館や博物館を紹介する絵本の中で、うまく設定に美術館を取り込んで話を作っていると思ったのが、リサとガスパールシリーズの一冊「リサのおうち」です。
リサのおうちリサのおうち
(2002/05)
アン グットマン

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なんとリサちゃん、フランスのポンピドゥーセンターに住んでいるんだそうです。
無茶な設定ですが、りさのおうち紹介という形でポンピドゥーセンターを紹介するという趣向が楽しい絵本でした。
これを読むと、次にポンピドゥーセンターに行くときにはリサを探したくなってしまうのがミソ♪
有名なキャラクターと設定をうまく組み合わせて、楽しい美術館紹介絵本が完成したのではないかと思います。

探してみると、美術館や博物館をテーマにした絵本は、いろいろあったので、これからもこれは!と思う絵本があったら、また取り上げてみたいと思います。


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赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)
(1982/06/01)
マリー・ホール・エッツ

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うちの7歳児、昔から本の好みが割と実際的で、かわいいおとぎ話より、科学絵本など物事の原理や構造がわかる本が好きなようです。

女子度が低いなーと常々思っているのですが、それでも女の子だなと思うのが、赤ちゃんに興味津々なところです。

最初に娘が、お腹の中のあかちゃんの様子に興味を示したのは、やぎゅうげんいちろうさんの「おへそのひみつ」を読んだ4歳頃でしょうか?

おへそのひみつ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)おへそのひみつ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
(2000/11/10)
やぎゅう げんいちろう

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おへそでお母さんとあかちゃんがつながっているということを知り、ひどく感心していました。
やぎゅうさんのからだのしくみを描いたシリーズは、福音館からいくつも出版されていて、我が家でも何冊か購入したのですが、どれも娘のお気に入りになっています。
このシリーズのおかげで、娘の体の構造への関心が、育まれていったように感じています。


そして、自分もいつか産むということもふまえてなのか、特にお母さんのお腹のなかでどんな風にあかちゃんが育つのかということが気になりだしたらしく、5歳の頃、本屋さんで「赤ちゃんのはなし」を見てひどく欲しがったので、購入してみました。

赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)
(1982/06/01)
マリー・ホール・エッツ

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この本、文字量が半端なく多いので、子供に読んで聞かせるには、かなりの根性が必要です。
けれども、赤ちゃんがお母さんのお腹の中で、どんな風に変化してゆくのかを、わかりやすく伝えるためには、この文字量は必要不可欠だったのだと思います。
それだけに、大人が読んでもそうなんだ!知らなかった!と思う位、ハイレベルな情報がつまった本となっています。
子供だからと言って決して手加減せず、これだけ難しい内容を、わかりやすく伝えようとする筆者の誠意ある態度に、感動すら覚えました。

そしてその文章を、さらにわかりやすくサポートしているのが、モノトーンで描かれた挿絵です。
一頁、一頁、丹念に、あかちゃんの成長過程を、実寸サイズで描いています。
この絵がなかったら、やはり子供に具体的なイメージは伝わらなかったと思います。

ネタバレになってしまいますが、この本のラストは、赤ちゃんが誕生した場面ではなく、生まれてきた赤ちゃんがはじめて笑った場面なんです。
このラストの赤ちゃんの笑顔の可愛らしさと言ったら!!なんと表現していいのかわからない位です。
娘もこの場面がいたく気に入ったようで、はじめてこの本を読んだ後には、その赤ちゃんの笑顔を一生懸命、模写していました。


以来、生き物の誕生というテーマは、娘にとっては、かなり重要なものになっているようで、それからも度々、誕生をテーマにした絵本を選んでくるようになりました。

はじめて小学校の図書館で借りてきた本は、「こいぬがうまれるよ 」という、子犬が生まれて成長してゆく過程を描いた写真絵本でした。

こいぬがうまれるよ (かがくのほん)こいぬがうまれるよ (かがくのほん)
(1982/11/20)
ジョアンナ・コール

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この本、絵ではなく写真が使われているため、出産直後の場面などは、かなりの迫力です。
娘もちょっと怖じ気づいていたようです。
でも、そのあとに続く子犬の可愛らしさにはメロメロになっていました。

この頃から、動物を育てるという方向に、興味が向かい始めたようで、その後、図書室で、何回も「はじめてのハムスター 」という本を借りてきて、熟読していました。

新装版はじめてのハムスター (どうぶつシリーズ)新装版はじめてのハムスター (どうぶつシリーズ)
(2009/10/25)
大野瑞枝

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我が家では、動物を飼うのは、きちんと自分で責任を持てるようになってからにしようと、考えているので、現時点では、ハムスターを飼う予定はないのですが、娘の頭の中は、ハムスターを飼うための情報でパンパンになっているようですw
命の大切さを理解してもらうためにも、どこかの時点で、動物を飼って世話をする経験はさせてあげるべきだとは思っているのですが、それをいつにするか、もうしばらく考えてみたいと思っています。


最も最近、娘が選んだ誕生をテーマにした本は、先日の駒形克己さんのワークショップで購入した「ぼく、うまれるよ!」です。
この本、アマゾンでの取り扱いがないので、画像をお見せすることができないのですが、とてもデザイン性に富んだ美しい本です。
娘は、買った日には、何度も読み返していました。

そしてこの本を読んで、ついに、あかちゃんが生まれるとき「精子」はどこからくるの?という疑問を持ってしまったようです。
想定していたよりも遥かに早く、こういう性的な説明を子供にしなくては、ならなくなったことに、正直私の方が、焦ってしまい、その場では、なんとなくごまかしてしまいました(^^;

そういうことに適した本、そろそろ真剣に探さなければいけない時期が来てしまったようです。
なにかオススメな本がございましたら、是非、アドバイスをお願いします(切実)


2月11日に、娘と一緒にJBBY(一般社団法人日本国際児童図書評議会 = Japanese Board on Books for Young People)主催  駒形克己さんワークショップ「ひとつがふたつ」に参加してきました。

駒形克己さんは、デザイン性に富んだ独自の絵本作品を多数発表している世界的にも評価の高い絵本作家の一人です。
視覚障害者向けの絵本を手がけたり、世界各地でワークショップを開催するなど、精力的に活動を続けていらっしゃいます。
駒形さんの活動については、こちらのHPをぜひご覧ください。

かねてから駒形さんの活動には興味があり、ワークショップにも参加したいと、数回申し込みをしたのですが、その度、仕事が入ったり、台風の足止めをくらったりと、なかなか参加できず、今回はじめて参加することができました。

参加したワークショップ「ひとつがふたつ」は、二人一組になって行うものです。
私は当然、娘と一組になりました。
まず、それぞれが好きな色の色紙を1枚選び、鋏で好きな形に切り抜きます。
切った紙をペアを組んだ相手と交換し、別に用意した二つ折りの台紙に貼り、切り絵を制作します。
受け取った形から、いかにイメージを広げて、相手の予想を裏切る作品に仕上げられるかが、このワークショップの肝となります。

私が作った紙のパーツを、娘が、私が想像もしない作品に作り上げてゆくのをみて、その発想の自由さに素直に感心してしまいました。(相変わらずの親ばかです。すみません★)

紙のパーツを交換した後は、お互い全く協力することなく、個人個人で作品を作ることになるのですが、終わってみると、不思議と、共作したような一体感が残るのが面白かったです。

このワークショップに参加してみて、強く感じた事は、作品制作には、少し縛りがある方が、発想やイメージが広げやすいのかもしれない、という事です。

普段、今回のような作品制作とは縁のない生活を送っている、私のような人間にとっては、いきなり鋏と糊で好きなように貼り絵を作ろう!と言われるよりも、制約があったおかげで、却って、よーしやってやろうと覚悟が決まり、怖じ気づくことなく作品作りを楽しむことができた気がします。

最後に、参加者全員で完成作品の発表会をしてワークショップは終了しました。
個性的な作品を沢山みることができて本当に楽しかったです。

娘も思いの外、楽しんでくれたようでよかったです♪

最後に、会場で駒形さんの本を購入し、サインを書いていただきました♪
サインをもらう際、娘はワークショップの際に切り残した紙でつくったお守り?を駒形さんにプレゼントしていました。
そんなアホなことをする娘を、優しく受け入れてくださいまして、本当にありがとうございました。
その節は、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

会場で購入したのは、「ぼく生まれるよ!」という出産をテーマにした作品。
選んだのは娘です。

駒形さんの本は、材質や造形のデザイン性が素晴らしいのですが、その分、子供が汚したり、破いたりした時のダメージが、私の中では、通常の本の1.5倍はありそうな感じなんです。
素敵だなーと思うものの、子供が小さい時には、子供用に買う覚悟が出来ず、買えないまま、ついにここまできてしまいました。
今回初めて、娘用に駒形さんの本を買う事ができ、喜びもひとしおでした。

駒形さんの本は、基本的にご自身のサイトで販売していらっしゃるようで、一般書店ではあまり流通していません。
アマゾンで販売している本も限られています。
ちなみに、アマゾンで販売されている本はこんな感じ。


What color?(このいろなあに)―Learning for children (Little eyes (6))What color?(このいろなあに)―Learning for children (Little eyes (6))
(1991/04)
駒形 克己

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1 to 10(いち・に・さん…)―Learning for children (Little eyes (5))1 to 10(いち・に・さん…)―Learning for children (Little eyes (5))
(1991/04)
駒形 克己

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The animals(どうぶつ)―Fun for children (Little eyes (7))The animals(どうぶつ)―Fun for children (Little eyes (7))
(1992/01)
駒形 克己

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ごぶごぶ ごぼごぼ (0.1.2.えほん)ごぶごぶ ごぼごぼ (0.1.2.えほん)
(1999/04/15)
駒形 克己

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*福音館から出ている本だけは、一般書として流通しています。

これ以外にも、すばらしい本が沢山でています。
駒形さんの本は、紙の質やポップアップ部分に工夫がされていて、実際に手に取ってみると改めて、その緻密な造形に驚かされます。
子供はもちろん大人も楽しめる本です。
ギフトにもオススメ♪
機会があったら、ぜひ手に取ってみてください。
  
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