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お久しぶりです。
7月の下旬、横須賀美術館で開催している子供向け展覧会「キラキラ、ざわざわ、ハラハラ展」に、家族三人で行ってきました。

毎年夏休みにどこかしらで開催される子供向け展覧会。
すべて行く事はできないので、どこに行こうか、迷ったのですが、今年は、親子三人すっかりはまっているNHKの番組「びじゅチューン」の作者である井上涼さんの新作が展示される横須賀美術館に行く事にしました。

井上涼さんは、新進の映像系アーティストさんです。ご本人のブログはこちら
この方が名画をテーマに様々な歌を作っている番組が「びじゅチューン」です。
NHK教育TVで、毎週日曜日に放映されているのですが、思いもかけない切り口で名画をぶったぎり、耳に残る音楽に載せて、楽しいアニメを見せてくれるのが、ツボで、家族内で空前のブームとなっています。

番組自体も凄ーく面白いので、まだ見ていない方は、ぜひ!ご覧になってみてください。

で、今回の展覧会の話にもどりますが、この展覧会、最近の子供向け夏休み企画によくあるパターンの、現代アーティスト数名の手によるコーナー展示で構成された展覧会です。
作品を読み解く楽しさを伝える展覧会!と銘打って、インタラクティブな趣向を凝らした展示を行っていました。
そういう意味では、割と手堅い子供向け現代美術系の展覧会だったと思います。

美術館の建物の外には、不思議なテントが立っています。
中にはいるとそこにはこんな不思議な世界がありました。
KIRAKIRA

うん。たしかにキラキラしています♪
導入のワクワク感も半端なく、娘の反応も上々。
これは行けるかも!という手応えを感じる事ができました。


今回の展覧会、現代アーティストさんとして取り上げた方の中に、絵本作家さんが加わっているのが、なかなかよいアクセントになっていたように感じました。

今回参加した絵本作家さんは、ミロコマチコさんとtupera tuperaさん。
ともに最近ユニークな作品を多数発表し、マスコミにも取り上げられる事の多い絵本作家さんです。

オオカミがとぶひ (こどもプレス)オオカミがとぶひ (こどもプレス)
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ミロコさんのコーナーは、美術館の壁面いっぱいを使った「へらじかの森」という新作壁画のまわりを取り囲むように、絵本原画が展示してありました。
絵のタッチから、絵本原画はサイズが大きいに違いないと思い込んでいたので、原画が本とほぼ同じサイズだったのはちょっと意外でびっくりしました。

tupera tuperaさんも、同じく絵本原画の展示を行っていたのですが、「ハラハラはらっぱ原画展」と銘打った部屋の中央には、幾つものかぶれるオブジェがいくつも置いてありました。
tupera
tuoera2

このオブジェ、一つ一つがかなりの重量感でして。
大人のサポートなしでは絶対に被れない、子供の事を全く考えてない潔さが却って気持ちよかったです(笑)

係の人に聞いたら、展覧会開始二日目には、壊れて修理をしなければ行けないものが出てしまい、今も、修理中の作品があるとか。
修理は、学芸員さんが行っているそうなので、色んな意味で、大変な展示らしいということが伝わってきました。

ここ以外の場所で、夏休み企画として、絵本の原画展が開催されるのを、しばしば見かけます。
絵本原画展は、子供むけ展示の定番と言ってもいいでしょう。

でも、子供を絵本原画展に連れてゆく度、子供の絵本原画に対する反応の薄さを目の当たりすることを繰り返している母親の立場から、あえてぶった切らせていただくならば、絵本の原画展って、子供にとっては、さほど魅力を感じるものではないんだと思います。

そもそも絵本原画って、テクストと連動して物語を演出するものだけに、一枚絵として見た時のパワーは、タブローには勝てないんだと思います。
今回も、娘は原画には目もくれず、一緒に置いてあった、絵本ばかり読んでいました。

そうかと言って、娘は、絵にまったく興味がないわけではないようで、特別展を見た後に行った常設の谷内六郎館では、谷内六郎の絵を一通り、ちゃんと見て、それなりに楽しんでいたようです。

結局、絵本原画展って、実は、絵本好きの大人向けの展覧会に過ぎないんだと思います。

そういう意味で、今回の展覧会のように、子供が楽しめるように演出を加えて、絵本原画を見せるのは、親子で絵本原画を楽しむという意味でも、いい企画だなあと感じました。

親が絵本原画を見る間、子供は、オブジェで遊べますしね。(←我が家はこのパターンでした)
また、オブジェを導入として、絵本原画にも目が行く子も、いるんじゃないかと思いました。


ちなみに、絵本原画には目もくれなかった娘が、特におもしろがっていたのは、重田佑介《がそのもり》というデジタル作品。
これは、天井からモニターで投影される画像を、白い本のページに投影すると、いろいろはお話の場面が登場するという作品。
投影された画像がどのお話の場面が推理するのが楽しい作品でした。
kirakira


あと、ブログにアップできるいい写真はとれなかったのですが、エントランスに設置してあった、大きな黄色い傘も気に入っていたようです。


お目当ての井上涼さんの展示「夏休みオブザ忍者」は、映像と耳に残るフレーズに彩られた音楽は、期待を裏切らないものだったのですが、唯一、音響がイマイチだったのが、残念でした。

普段は音を出す事を想定していない場所で、音を出す展示をするのってやっぱり大変なんでしょうね。


海に面したこの美術館、遊びにきたのは初めてだったのですが、ちょっとした観光気分も味わえる、なかなか凝った作りの建物が印象的な美術館でした。
まあ、建築家に思いっきり遊ばれた、ハコモノ行政の賜物感は否めませんでしたが(^^;
遊びにくる分には、リゾート気分も味わえるし、これはこれでありかな?と思いました。

我が家からは遠いし、車での移動が必須なため、今後、なかなか行く事はできそうもありませんが、また何か面白い展覧会が開催された時には、是非、遊びにいきたいと思います。
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