久しぶりに娘と一緒に行った展覧会について。
今回は、絶対にやってはいけない子連れ展覧会の実例、完全な失敗談です。

今回、娘と行った展覧会は、東京国立博物館で開催中の特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」

鳥獣戯画は、日本の漫画・アニメの原点とも言われている有名な絵巻です。
今回の展覧会、この絵巻の修復後初のお披露目ということもあり、異常な盛り上がりを見せています。
激混みなのは、行く前からわかっていたのですが、我が家で、ずーーーっとブームが続いているTV番組「びじゅチューン!」でこの作品をとりあげた「鳥獣戯画ジム」という歌が大のお気に入りの娘が、行きたい!と言い出しまして、めったに美術館に行きたがらない娘が行きたいというならば、連れて行かねば!と思い行く事にしたんです。
娘、お気に入りの鳥獣戯画ジムの映像はこちら↓


混雑状況をしらせるツイッターアカウントを見る限り、並ぶのは必須な様子。
さすがにこんなことで、学校を休ませる訳にはいかないので、平日日中に行くのは無理。
GWも土日もお話にならない混雑状況なので、これは避けたい。
そうなると、夜間開館が一番混まないのではないだろうか?
夜間と言っても、8時まで位ならば、小学三年生ならなんとか連れて行けるだろうと考えた訳なんですよ。
更に、展覧会は会期が後になればなるほど混むことも考慮して、GW直前ではありますが、展覧会が始まって一番最初の金曜日、学校から帰ってきた娘を連れて上野に向かいました。

でも、私の読みは甘すぎました。。。
5時をすぎても、行列は全く途切れることなく続き、私たちが、建物内に入れたのは、7時すぎでした。
博物館でも対応に苦慮していたようで、開館時間の延長が正式にアナウンスが流れたのは、私たちが建物内に入る直前。本来ならば最終入館時間です。
係の人は、相当お客さんから苦情を言われていたようで、アナウンスしながら、涙ぐんでいる始末。
なんだか恐ろしい事になっていました。

もうこの時点で諦めようと何度も娘に言ったのですが、娘は、ここまで来たからには見る!の一点張り。
ところが、娘が見たがっている鳥獣戯画のなかでも最も有名な甲巻を見るためには、会場内で、それを見るための列が別途並ばなければなりません。
その列に夜の9時までに並んだ人は、全員見せますとアナウンスがあったものの、子連れでそんな時間まで、館内をうろつき回る訳にはいきません。
他の展示物はすべて諦めて、甲巻のみ見て帰ろうということで、娘を納得させました。

個人的には、一緒に展示されている鳥獣戯画の断簡の方がよっぽど見たかったのですが、、、そんな贅沢は言ってられません。とにかく早く帰ることを再優先に考えました。

でも、でも、それからがあまりにも長かった!!
甲巻を見るための列は遅々として進まず、結局作品の前にようやく私たちが立った時には、時計の針は9時近くになっていました。
さすがにそんな時間に子連れで並んでいる人は、私達の他におらず、親としていたたまれなかったです。
それでも娘は頑張りました。
最後は並びながら眠いと言っていたのに(そりゃそうです。昼寝もせずにこんな時間になっちゃっているんですから)作品を前にしたあとは、最後まで夢中で見ていました。
兎がわらってるねーとか言いつつ、細かい部分まで一生懸命見ていました。
並んだ時間に比べれば、ほんの一瞬しか見る事はできなかったのに、私に気をつかってか、楽しかったねーと言ってくれて、見込みの甘い行動をしてしまった親としては、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。

さすがに建物を出たあとは、もう動けない様子だったので、最寄りの鴬谷駅まで、おんぶして連れてゆき、なんとか帰宅しました。

いやはや、まさに地獄の行軍でした。
今回ばかりは、本当に見込みが甘過ぎました。
親として、恥ずかしいかぎりです。

もうこんな無茶は二度としません。
子供にここまで無理をさせてまで見るほどのものは、何もないですから。
展覧会の感想でもなんでもないですが、今までいろいろ子供を連れ回していたなかでも、最大の失敗だったと深く反省しています。
自戒の意味を込めて、書き留めておきたいと思います。
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