これも終了した展覧会ですが、先日、ツイッター経由で、スズキコージさんの個展が開催されると知り、行ってきました。
ギャラリーえいじうで開催されていたこの個展、今年9月に国際ペン東京大会 2010にて開催された吉行和子さんの朗読『サルワ・アル・ネイミ「蜜の証拠」』の背景用に書き下ろされた「THE SEX AND ARABIC CITY」という連作を中心に、新作作品を展示していました。タイトルのとおり、作品は完全に大人向け。
絵本作家としてのスズキコージとは違う一面を見せてくれる展覧会でした。

ギャラリーえいじうは、一階がカフェ、二階がギャラリーという作りの小さなギャラリーです。
小さい会場ですが、中は、所狭しと展示してあるスズキコージさんの作品の熱気につつまれていました。
作品だけでなく、スズキさんがペインティングした小さな椅子や、ポップアップブック風のオブジェなども置かれ、さらに、紐に切り紙細工をつるした飾りが天井から壁に張り巡らされていました。
その中で、THE SEX AND ARABIC CITYシリーズは、額装もされておらず、わりとラフに展示されていました。

なにより驚いたのは、一階のカフェスペースに、スズキコージさんご本人がいらして、黙々と絵を描いていらしたこと。
なんと、このギャラリーでは、毎年この時期にスズキさんの個展を開催し、来年の干支絵をその場でスズキさんが描いて、販売するというイベントが行われているそうです。
私は、そのことを全く知らないで出かけたので、本当にびっくりしました。
スズキさんが実際に絵を描く姿を、ライブ感覚で拝見することができ、まさに至福の一時でした。

スズキさんは、絵具を、チューブから直接爪楊枝に付けて線を引いたり、鉛筆やボールペンを自由自在に駆使して、絵を描いていらっしゃいました。
みるみるうちにスズキワールドが完成してゆく様子は、まさにマジック!
本当にわくわくしました。

私も干支絵を買いたかったのですが、すでにその場で描かれた作品には、予約がはいっていたため、購入することができませんでした。
で、迷った挙句、思い切って展示していた作品を一つだけ購入してしまいました。
絵を買ったのは、数年前に村上勉さんの作品を買って以来のこと。
いや、緊張しました(笑)

私はいままで、ギャラリーで行われる展覧会には、ほとんど足を運んだ事がありませんでした。
ところが最近、ツイッター経由で、いろいろなアーティストの方の情報を耳にするようになり、ギャラリー巡りも面白そうだなぁと思うようになってきました。
変な言い方ですが、新しい世界が広がった気分。
これからも、気になるイベントを見つけたら、こまめに足を運んでみたいと思います。

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コメント

えいじうでのスズキコージさんの個展って、国際PEN大会の時のあの背景画だったのですね。

サルワ・アル・ネイミさんの『蜜の証拠』の吉行和子さんの朗読も聴きに行きました^^クレヨンハウスでのスズキコージさんの講演の時にぜひ見に来てください、初めてのポルノ画への挑戦しています!と仰っていたので、行ったのですが、かなり妖しい感じでした。

吉行さんの声とマッチしていてそれはそれは妖艶な世界を醸し出していましたw絵本とはまったく違う世界ですよね^^

cumakoさんに、スズキコージさんの描いたはがき絵を見せてもらいましたよ~ehonwolfさんも買ったとおっしゃっていました。
みどり(kako)│URL│01/14 22:39│編集

みどりさん
こちらでは、はじめまして!

みどりさんは朗読会にいらしたんですか。
作品を見て、どういう形で舞台に使われていたのか興味津々だったので、羨ましいです。
スズキさんのつねに新境地を開拓していらっしゃるパワーは、素晴らしいと思いました。

展覧会に行った大人絵本会のみなさんも、はがき絵を購入されているんですね。
あれは、みているとどうしても欲しくなってしまうので、さもあらんと思います。
私も来年こそ、ライブで書いている作品を、購入したいと思っています^^
ひま│URL│01/15 07:50│編集
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