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国立新美術館で開催している「モダン・アート,アメリカン ―珠玉のフィリップス・コレクション―」に行ってきました。

この展覧会、アメリカ美術の個人コレクターの収集したコレクションの中から、110点の作品を集め、19世紀後半のアメリカン・モダニズムの時代を経て、ポロック、ロスコに代表される戦後のアメリカ絵画隆盛期にいたるアメリカ美術の軌跡をだどる内容となっていました。
個人のコレクターの『眼』によって選ばれた作品が集められているせいか、通史的に、具象風景画や肖像画、抽象画まで多様な作品を展示しているにもかかわらず、会場全体のトーンが均一で、統一感のある内容となっていました。
個人の眼をとおしてみたアメリカン・アート・ヒストリー展だったと思います。

当初私は、この展覧会に一人で行くつもりだったのですが、ある時、駅で娘が、この展覧会のポスターに登場するエドワード・ホッパーの「日曜日」という作品をみて、「このおじちゃん好き!」と珍しく感想を言ったので、それならば、是非、実物を見て欲しいと思い、一緒に行くことにしました。

ただ、娘は、日が経つにつれて、この作品に興味を示したことをも忘れてしまったようだったので、そうなると(これまでの経験から言っても)「行こう!」と誘っても、「嫌だ!」と拒否られてしまうと可能性が高いと思い、「ママが見たいから展覧会に付き合ってくれない?」と誘ってみたところ「いいよ!」と快諾してくれました^^v

この作戦、思いの外成功しました!
娘に、付き合ってあげているという気持ちがあるせいか、はたまた、5歳になって、ちと大人になったせいか、小一時間あまりかけて、ちゃんと作品を見てくれました。
私がちゃんと展示を見たいという下心で、かなり下手に出てみたのですが、娘に多少なりとも気配りの気持ちが生まれていることを実感して、逆に感動してしまいました(親バカ☆)

せっかくなので、娘の反応がよかった作品を、親ばか記録としてメモしておきたいと思います(すみません)

まず、一番熱心にみていたのが、アルフォンソ・オッソリオの「母と子」
この作品、アクションペインティング的な技法を取り入れた抽象画なのですが、タイトルに気がついた娘は、絵の中から、一生懸命、母と子供の姿を探そうとしていました。

また、カルダーのモビールに触ろうと跳び上がっていたのは、お約束な感じで、微笑ましかったです。

で、この展覧会に一緒にいくきっかけとなった、エドワード・ホッパーの「日曜日」という作品への娘の反応ですが、作品を見つけた瞬間、ポスターの絵だ!と気がついて、もっと高い位置でみたいと、私に抱っこをねだってきました。
ただ、ちょっとみて、絵の中のおじさんが煙草を吸っているのに気がつくと「悪い絵だったんだね。怖い」と言い出し、更に「このおじちゃん、死んじゃうの?」と心配しはじめたのには、つい笑ってしまいました。
一体どこで、ここまで徹底した煙草=毒という知識を身につけたのかは、謎です。

休憩コーナーで、大きなソファーに座って遊び始めたり、見ている途中で、しばしばだっこをせがんできたり、多々脱線もあったし、まだまだスムーズに鑑賞したとは言い難い状況ではありますが、それでも、新美術館の広い会場を、殆どまわりに迷惑をかけることなく、二人で回ることが出来ただけでも、大成功だったと自負しています^^

この調子で、これからも、娘と一緒にいろいろな展覧会に出かけられたらいいなぁと思っています。

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