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お久しぶりです。
ブログの更新が止まって早2ヶ月が経過していたことに気が付き、愕然としています。
遅まきながら、行ったけど書いていない展覧会の感想を簡単に書いておきます。

まず、展覧会最終日(7月1日)に駆け込みで行った損保ジャパン東郷青児美術館で開催していた「アンリ・ル・シダネル」展
(9月2日までひろしま美術館に巡回しています)

展覧会ポスターに使用されていた夕闇のしじまにかすむ庭の風景を描いた、幻想的な絵に惹かれて、ずっと行きたいと思っていたものの、なかなか都合がつかず、ついに最終日になってしまいました。
もう行くのをあきらめようかとも思ったのですが、あきらめられず、行ってきました。
最初、娘と主人に留守番をお願いして、一人で行こうと思っていたのですが、娘が一緒に行きたいというので、急きょ、娘と二人でいくことになりました。

最終日とはいえ、あまりメジャーなアーティストではないせいか、会場は比較的空いており、子連れでもなんとか周りに迷惑をかけずに過ごすことができました。

ポスターやチラシのイメージそのままの、黄昏時の静謐な世界観の作品が多数並んだ会場は、幻想的な雰囲気に彩られていました。
シダネルという画家は、今回初めて知ったのですが、大雑把な言い方をすれば、印象派がテーマにとりいれた風景を、象徴派の技法で描いたような作品が多かったです。

庭先や、町並など、人がつねにいる人為的な空間を描きつつも、そこには、人の姿がほとんど描かれていません。
ただ、ついさっきまで人がいたであろうかすかな気配だけが、画面の中には残っています。
なんというか、シダネルって、描かれたものよりも、その場にのこるかすかな気配や空気を描くのに長けた画家だったような気がしました。
かすかな余韻を描くために、舞台装置として花や建物が置かれているようにも感じられました。

彼が特に好んで描いた夕闇がおりてくる時間帯は、日本風にいうなら逢魔が時です。
そのせいか、夕暮れを描く作品には、もしこの作品世界に吸い込まれてしまったら、二度と帰れない長い眠りに落ちそうな、不思議なけだるいオーラが漂っていました。

一人でじっくり作品と対峙しつつ、しばし彼の紡ぐ夢の世界に酔いしれたい気分にさせられる作品群でした。

ただ、非常に残念なことに、こーゆー静かな作品を、一緒に楽しんでくれる5歳児は存在しないわけでして。。。
今回は、娘の早く出ようよ、オーラに負けて、かなり駆け足で会場を見て回り、帰る羽目になりました。

この展覧会、娘はまったく心の琴線に触れなかったようで、会場をでた瞬間「難しかった」と言われてしまいました。
さらに、展覧会にいった翌朝「私、絵は見るより、描く方が楽しいと思う」ときっぱり宣言されてしまいました。
以来、私が展覧会に行こう、と言った時の反応の悪さと言ったら!(涙)
すっかり美術館が嫌いになってしまったようです。

この気持ちが一過性のものであることを祈るばかりです。
今回ばかりは、失敗したなぁ・・・・orz


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