コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book)コロボックル絵物語 (Colobockle Picture Book)
(2014/04/16)
有川 浩、村上 勉 他

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「IN★POCKET 2011年 8月号」誌上で佐藤さとるさんから有川浩さんに引き継がれることが発表されたコロボックルシリーズですが、ついに有川さんの手によるコロボックル物語が、本格的に始動することになったようです。

それにあわせて講談社さんのサイトには、「コロボックル物語特設ページ」が開設されています。
このサイト、有川さんがコロボックルシリーズを引きつぐきっかけとなった
IN★POCKET 2011年 8月号の対談はもちろん、佐藤さとるさんから有川さんへの手紙、ふたたび挿絵を手がけることになった村上勉さんのインタビューなど、大変贅沢な内容となっています。
ぜひご覧ください♪

今回刊行された有川さんの手による「コロボックル絵物語」は、これから始まるであろう物語の序章?のような作品です。
佐藤さとるさんのコロボックル物語を知らない有川ファンにむけてのコロボックル解説書のような印象を受けました。

実は、有川さんは、この前に、絵本「旅猫リポート」というコロボックルが登場するお話を書いていらっしゃいます。

絵本「旅猫リポート」絵本「旅猫リポート」
(2014/02/28)
有川 浩

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それをふまえるならば、今回の「コロボックル絵物語 」は、予告のさらなる予告、という物語なのかもしれません。
この二作からは、まだ有川さんのコロボックルの姿ははっきり見えません。
これからどういう形で、有川コロボックルの全容がわかるのか、もうしばらく待つしかないようです。

正直言って、このような形で、別な方がコロボックルの物語を書き継いで行く必要があるのかどうか、私にはよくわかりません。
ただ、これが佐藤さとるさんのご意向である以上、今後のコロボックル物語の行方を暖かく見守ってゆくことも、ファンの勤めだと覚悟を決めました。

また、この作品によって、新たな世代がコロボックル物語を手に取って、それが結果として、次の世代への橋渡しになるのならば、それはそれで喜ばしいことなのではないかとも思っています。

とにかく、コロボックルたちの新たな冒険がはじまったことだけは、間違いありません。
コロボックルたちの新たな旅立ちにこれからもエールを送り続けるつもりです。

なお、オールドファンにとって、「コロボックル絵物語」の見所は、村上勉さんがほぼ半世紀ぶりに最初の挿絵と同じ場面を、再び描きおろした新作挿絵ではないかと思います。
昔の挿絵と新作を見比べるのは、なかなか楽しい作業でした♪

今回登場するコロボックルたちは、従来の姿よりも、若干ひょろ長い身体バランスとなっているような気がします。
これは、村上さんが、時代差やm地域差を意図してかき分けたのかしら?などとついつい考えてしまいました。
そのあたりも、今後の新作で謎がとけるのではないかと、密かに期待しています。

佐藤さとるファンとしては、皆、思うところは多々あると思いますが、まずは一読して感想などをお聞かせいただけたら、嬉しいです。
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