(こどものとも0.1.2. 2008年3月号)  すすむ(こどものとも0.1.2. 2008年3月号)「すすむ」

今回も、娘が図書館で選んで楽しんでいた本についてです。
(こどものとも0.1.2. 2008年3月号)「すすむ」
一筆書きで描かれた動物たちが、それそれの生き物らしいペースですすんでゆくお話です。

一本の線で描かれた動物は、見事に意匠化されています。
また、くっきりはっきりしたカラフルな色の線で描かれていることが、よりデザイン性を高めており、子どもの目にも止まりやすいのではないかと思いました。
子供に媚びたところのないデザインが、私には好感がもてました。
こういうデザインを採用してしまうあたりが、福音館の凄さだと思います。

娘とこの本を読む時、動物を作っている線が繋がっていることに気がついてほしくて、動物の姿を作っている線を、指で辿りながら読んでみました。
娘は、その遊びがとても気に入ったようで、途中から自分の指で動物の線をたどって遊びはじめました。
自分で線をたどりきったときには、とても嬉しそうにしていました。

この遊び、楽しいことは、楽しいのですが、本が傷みそうで怖いのも事実。
さすがに図書館の本でやり続けるにはリスクが高いので、まずは返却し、近日中に、注文をかける予定です。
ただ、2008年に発行された雑誌なので、今、入手できるかは、微妙なのだけが気がかりなのですが。。。
早く、書籍化してくれることを切に願う一冊です。

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かさぶたくん (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)かさぶたくん (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
(2000/01/01)
やぎゅう げんいちろう

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今回とりあげた絵本「かさぶたくん」は、福音館からきたDMを見た娘のリクエストで購入した絵本です。
福音館って、こどものともに代表される新作絵本の月刊誌だけでなく、最近は毎月、すでに書籍化している絵本の頒布もしているんですね。

 うちに届いたDMには、毎月送られてくる予定の絵本が、画像付きで紹介してあったのですが、最近、シール貼りが大好きな娘には、その画像がシールのようにみえたらしく、DMを夢中で見ていました。
そういわれてみると、DMに掲載してある本の表紙は、切手サイズのシールのようにも見えてきます(笑)
こどもの反応をみるまでは、私は、全く気がつきませんでした。

で、DMに登場するいろいろな絵本の表紙のなかで、特に娘の琴線にふれたのが、この「かさぶたくん」だったわけなんです。
まず、タイトルを読んだ瞬間、「かさぶたくんって変な名前~」と大笑いしていました。
そしてDMを見る度に「かさぶたくん」を探し出して、「かさぶたくんだー」と喜んでいました。

「かさぶたくん」の対象年齢は、3才の娘よりも高そうだったのですが、表紙を見る限り、お笑い要素が満ちていそうな雰囲気があり、私もどんな本か読んでみたくなってしまい、つい購入してしまいました。

本が届いた時、娘は本にシールがついていると思いこんでいたようで、何もついていないことに、ちょっとがっかりしていました。

その反応を見た瞬間は、このまま本には関心を示さないのでは、、、と一瞬不安になってしまったのですが、幸い、読み出すとかなり食いついてきてくれました。

本の内容は、けがをしたら出来るかさぶたの構造をかなりきちんと解説したまじめな物だったので、文字量も予想よりも遙かに多かったです。
ただ、文章の多くは、手書き風の文字でかかれており、さらにイラストも、マンガチックなラブな線だったせいか、内容の難しさと文字量の多さに、負荷を感じることはありませんでした。

娘は、登場するこどもが「いたーい」と涙を流したり、叫んだりしている場面をみては、けらけら笑っていました

かさぶたのできるしくみや、白血球とか血小板なんて言葉を、娘がどこまで理解しているのかは、かなり微妙なのですが、本の雰囲気は確実に楽しんでくれているようです。
娘の年齢を考えれば、この反応は、上出来なのではないかと思っています。

この本は、体のしくみシリースの一冊という位置づけのようです。
幸い娘も、自分の体の構造に、興味を持ち始めているようなので、これを機に、同じシリーズの絵本も読んでみようかな、と考えています。

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最近、娘と一緒に図書館へ行くようになりました。
はじめて娘を図書館へ連れて行ったとき、娘は、はじめての場所に興奮したのか、大声をあげて職員の方に注意されてしまいました。
これは、私が図書館という場所について、きちんと説明していなかったのも、問題だったと大いに反省し、その後は、図書館へ行くときには、図書館へ入る前に「ここはみんなが本を読む場所だから静かにしようね」と一言言ってから入るようにしています。

図書館へ行くと、大抵、娘は紙芝居のコーナーへ突進します。(これは、保育園でも紙芝居を読んで貰っている影響ではないかと思っています。)
そこでまずは、リクエストのあった紙芝居を読んであげ、それから本のコーナーへ移動するというのがパターンとなっています。

最初のうち娘は、本箱の中から、家にある本をみつけて、喜んでいましたが、しばらくして、自分で本をいろいろ選ぶようになってきました。
読んでーと持ってきた本を、私が読み始めると、ちょっと読んで、もういい、とばかりに、そっぽを向く本もあれば、気に入ってもっと!と言う本もあり、反応も様々です。こちらもそんな反応を楽しんでいます。

そんな娘が、最初に自分で選んで借りたのは「ちいさいものみつけた」(福音館 1991年刊)という本でした。

残念ながらこの絵本は、現在絶版となっていて、画像をお見せすることができないのですが、おもちゃや木の実、ボタンなど、いろいろな小さなものが、種類別に実寸サイズでえかがれています。
写実的な描写は「くだもの 」という絵本を彷彿とさせます。

むすめは、木の実がいっぱい描かれた頁がお気に入りのようで、いろんな種類のドングリがあることにおどろいていました。

また、私が夕ご飯の支度をしているときなどには、この本を一人で眺めて楽しんでいました。
親としては、一人で本を楽しめるようになってくれた事に、成長を感じた絵本です(^^)


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If I Had a RobotIf I Had a Robot
(1996/09/01)
Dan Yaccarino

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私の家では、寝る前に絵本を2冊読むのが習慣となっています。
寝る前に、ベットのそばにある本置き場から、娘が好きな本を2冊選び、それを読むというのが、定番パターンです。

3歳児にありがちなことですが、娘も一冊気に入った本がでると、しばらくの間同じ本を読みつづけることになることが多いです。
で、最近、ヘビーローテーションで読んでいるのが「If I Had a Robot」です。
これは、今は絶版になっている洋書です。
購入したのは、今から十年以上前。
どこかの洋書フェアに行ったとき、なんとなく購入してそのまま私の本箱に眠っていたので、興味をしめしたらラッキーくらいの感覚で、娘の本置き場に混ぜておいてみたところ、自分で発掘してきました。

自分で本箱に入れておいて言うのも何ですが、実は、私は英語が本当に苦手で、苦手で・・・(泣)
これまでずーっと英語を避け続けて生きてきました。
当然、発音もめちゃめちゃ。
娘に読んでーと差し出された時には、正直焦りました。

ただ、興味津々な娘の姿を見ていると、読めないとも言えず、、、
また、私が嫌がることで英語に対してネガティブな印象を持たれる方が怖くて、おっかなびっくり英語で読み聞かせをしています。

肝心の本の内容は、単純かつシンプル。
お母さんに、おかずに出た嫌いな野菜を食べるまで席を立ってはいけませんといわれた男の子が、もしロボットがいたら、ボクの代わりに野菜を食べるように命令するのに・・・と思ったのをきっかけに、ロボットがいたら、あんなこともできる、こんなこともできる、、、と想像(妄想??)を繰り広げてゆきます。

娘は、本の内容をどこまでわかっているのか、よくわからないのですが、ロボット達がいろんなことをしている絵が面白くてたまらないようです。
最近は、おぼろげながら話の内容がみえてきたようで、「boyは野菜が嫌いなんだよね~」と私に確認をとるようにもなってきました。
また、耳に残った単語の意味を確認することも増えてきました。

多分、早期英語教育に熱心な方からみたら、こういう中途半端な読み聞かせって、甚だ無謀なんじゃないかと思うのですが、どうしたもんなんでしょうかねぇ?(^^;;

正直いって、こんな風に英語に触れされることが、いいことなのかどうか、全く自信はありません。
ただ、この世界にはいろんな言葉があって、いろんな言葉がわかるようになると、もっと楽しいことが待っているという可能性だけでも、感じてくれたらいいなぁと思っています。

そういうポジティブな記憶があると、本当に勉強しなけれいけない必要にかられた時に、多少なりとも、苦労も乗り越えやすくなるんじゃないかと思うのですが、、、
こういう考え方って、やっぱり甘いんですかねぇ??

WEBを見ていると、英語教育への取り組み方って、あまりにも多様で、とても熱い世界のようなので、私のように中途半端に英語に触れさせることって、問題が多いのかなぁと、不安を感じていないわけではありません。
ただ、絵本は洋書の方が、楽しい物も多いので、できればこれからもいろいろ見せてあげたいとも思ってしまうのです。

ここでこんなことを言うのもおかしな話なのですが、英語絵本の見せ方についてなにか、オススメな情報がございましたら、ぜひ教えてください。よろしくおねがいします。

あと、今月、この本とならんで、よく読んでいるのが「ひとりでうんちできるかな 」です。
この本、トイレトレーニングを兼ねたしつけ絵本ですが、しかけが面白いらしく、2才頃から、お気に入りの一冊となっています。
一時期、すっかり読むことがなくなっていたのですが、最近またブームが復活したようです。
この本に関心をもったその勢いで、オムツを卒業してくれないかなーと、かなり期待しているのですが、残念ながら、その気配だけはまったくありません(泣)

英語教育などと偉そうなことを言ってきましたが、まずは、オムツを卒業することが先決な我が家です。
パンツへの道のりは、英語よりもはるか険しそうです(苦笑)

ひとりでうんちできるかな (あかちゃんのあそびえほん (4))ひとりでうんちできるかな (あかちゃんのあそびえほん (4))
(1989/10)
きむら ゆういち

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すーびょーるーみゅーすーびょーるーみゅー
(2007/07/01)
谷川 俊太郎

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俵万智さんが朝日新聞に連載していた児童書の書評をまとめた「かーかん、はあい 子どもと本と私 2」を、最近読んだのですが、そこで、紹介されていたのがこの不思議なタイトルの本です。
なんだか妙に気になったので、早速入手することにしました。が、前回、この本で紹介されていた本を、いくつも買ったものの、残念ながら、空振りに終わった本が多かったこともあり、今回は、慎重を期して、図書館で借りて読んでみました。
ところが、この本に関しては、この心配は全くの杞憂となってしまいました。

娘はひとめみるなり「なんだこれ?」と言って、本に釘付け。
最初の頁に独特の飾り文字で「かぽ」とだけ書いてあるのを見て、大爆笑。
あっという間に、本に引き込まれてしまいました。

この本の絵に登場する六角形の枠の中には、不思議な文様が施されています。
その文様は、ある規則性に基づいて描かれているので、それに気がついた娘は大喜びで、何度も、表紙を確認していました。

この文様、おそらく、仏教の5大(「地」「水」「火」「風」「空」)とか、西洋の5大元素的な概念をあらわしているようで、文様の中から、様々な元素のモチーフが登場します。
一つ一つの元素が登場する前の頁に二文字の文字が記され、次の頁でその要素が登場し、それとともに、不思議な詞も登場するという構成になっています。

うちで読む際には、この本の構成にあわせて、ちょうど平仮名が読めるようになりはじめている娘が、二文字の頁だけ自分で読み、次の頁は、私が読むというスタイルが定着しています。

繰り返しになりますが、とにかくこの本は、なんとも不思議な本です。
タイトルでもわかるとおり、ここに登場する言葉は、何の意味もありません。
それなのに、読んでいくとお経のようになってしまう不思議さ。
そんな不可思議な文章を書いたのは、谷川俊太郎さん。
めちゃめちゃだけど、破綻していない詞を書けるのは、この人だけだと思います。
読んでいるお母さんが、首をひねっているのを、こっそり笑っている気がします。

そして挿絵は、な、なんと明和電気の土佐信道さんでした。
明和電気が絵本!?
俵さんの書評では、全く触れられていなかっただけに、その驚きは大きかったです。
この本の古典的な装飾を施された挿絵と活字が、普段の明和電気のイメージとおよそむすびつかなかっただけに、奥付をなんども確認してしまいました(笑)

かなり独特な世界観の絵本ですし、好き嫌いが分かれる本だとは思うのですが、平仮名をちょうど覚え始めた娘にとっては、この本の装飾性の高い文字列が、ものすごく面白く感じられたようです。
これ以上、早くても、遅くても、これほど喜んでもらえたとは思えません。
そういう意味では、出会うタイミングがよかった本だったようです。

それにしても、谷川俊太郎さんの感性の凄さには、驚かされます。
谷川さんの本に対する娘の反応の良さといったら!
今のところ、ほぼ100%近い確率で、谷川さんの著書は、お気に入りの本となっています。
本当に子どもの感覚がわかる人なんだなぁと子どもを持って、あらためて再認識させられました。

(2010年10月7日:追記)
今月頭に4歳になった娘。
とうとう絵本を自分で読むようになりました!
最初私がいつものように読んでいたところ、途中から本を私から奪って、自分で読み始めました。
クライマックスの文字がいっぱいある頁を読み終えた時には、達成感でいっぱいの顔をしていました(笑)
昨日、今日と二日連続、自分で音読しています。
なにかステップアップした感じ。
絵本の新しい楽しみが始まった気がします。

あと、表紙にも登場しているこの本のメインイメージの文様をみて「かおみたい」と言い出しました。
文章に登場する文字の一部をぬきだして、「どどこんくん」と名前をつけて喜んでいます。

かーかん、はあい 子どもと本と私 2かーかん、はあい 子どもと本と私 2
(2010/01/08)
俵 万智

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