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しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん (幼児絵本シリーズ)しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん (幼児絵本シリーズ)
(2014/02/05)
高野 文子

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本屋B&Bさんで開催された高野文子さんのトークイベント「たかのふみこのえほんのじかん」に家族3人で行ってきました。
このイベントは、高野文子さんの絵本「しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん」の刊行を記念して開催されました。
応募者は150人ほどあり、その中から50人ほどが抽選で参加できたとか。

このイベント、高野さんとしては、子供と一緒に楽しむ形にしたいという思いがあったようで、今回は家族一緒に参加したいという我が家の希望が、イベントの趣旨と合致していたことが、高倍率の抽選に受かった要因だったようです。

イベントはまず、高野さんご自身による「しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん」の朗読から始まりました。
私たちのような子連れの参加者も多く、高野さんを、子供たちが囲むような形で、朗読は行われました。

読み終わった後、高野さんは、「しきぶとんさん、タオルケットさん、まくらさんでも、なんでもいいので、その場にあわせて、適当に読んじゃってください」と笑いながらおっしゃっていました。
さらに「こどもだけじゃなく、大人もまくらをさすりながら寝たいときもあるので、おふとんにはいって、電気を消す前に、この本を読んでください」とおっしゃっていました。

そのあと、子供たちにお話の感想をたずね、数人の子供の感想や発言に対して色々やりとりをしていました。
いつも読んでもらっている子供は、結構、細部まで作品を読み込んでいるようで、「男の子は飛行機の夢をみているの?」とか、「おふとんだけ黒いのはなぜ?」という鋭い質問が飛び交っていました。

その後、高野さんが子供の頃に遊んだという、新潟に伝わる指遊びを皆で行い、ひとしきり盛り上がったところで、前半は終了しました。
高野さんがおしえてくれた指遊びを紹介しているブログがあったのでリンクを貼っておきます → こちら


休憩後は、今回のイベントのために高野さんが、特別に作成してくださったペーパークラフト「ねむたいちゃん」を使って、みんなで遊びました。
takano
写真の上にあるのが「ねむたいちゃん」
会場では、一枚200円で販売されていました。
人の形にあわせて、紙に切込みがいれてあり、紙をおこして人型に動きをつけます。
高野さんによると、左下の逆立ちをしている子が、一番最初にアイディアが浮かんだそうです。

ついでに、この写真に写っている他のものについても簡単に説明しておきますと、左下は、高野さんの直筆サイン。
右下は参加者全員にプレゼントされたポストカードです。


最後に、大人も子供も交えた質疑応答の時間となりました。
このコーナーでは、子供からの鋭い質問に、高野さんが答えに窮する場面が多々あり、大変盛り上がりました。
いくつか印象に残った質疑応答をメモ書きしておきます。
(会場で私がとったメモをベースにしているので、間違いもあるかと思います。ご了承下さい)

Q 高野さんが子供のころに読んだ本は?
A 子供の頃には、あまり子供向けの本がなかったので、読んだ記憶がない。強いて言うならキンダーブックとか。
本が手に入らなかったかわりにペーパークラフトで遊ぶようになった。
でも今は、図書館の児童コーナーによく行っている。中学生向けの本などを読んでいる。

Q この本を作ったきっかけは?
A この本を作る前にも、絵本を作らないかという誘いは、いくつか受けていた。でも、我が家にコウノトリが来なかったこともあり、若いうちは、子供のために絵を描くことができなかった。
50過ぎになって、おばあさんになってもおかしくない年になったら、赤ちゃんが可愛いと思えてきて、子供向けの本が描けそうな気がしてきた。
おばあちゃんの心で作ったのがこの本。

Q おふとんをテーマにすることはどこでひらめいたのか?
A どうだったかな。とにかくおふとんにしようと思った。
長年、漫画を描いてきて、名前があって、性格のある主人公を作ることに、ヘトヘトに疲れていたので、名前も性格もない絵を描きたかった。
だからこの男の子には、名前も、性格がわかる情報がないの。

Q おすすめの絵本を教えてください。
A あまり癒し系の人間ではないので、読みません。本当は、攻撃的な人間なんです(笑)
絵本よりも図鑑などが面白い。
おすすめは「写真でみる農耕と畜産の歴史 (「知」のビジュアル百科)」
図版がきれいなので、文字を読まなくても見ているだけで楽しくなる。
高いから図書館で借りましょう。私も地元の図書館で借りてきました。
(ちなみにこの本、私の地元の図書館では、一般書の棚に置かれていました)

写真でみる農耕と畜産の歴史 (「知」のビジュアル百科)写真でみる農耕と畜産の歴史 (「知」のビジュアル百科)
(2007/11)
ネッド ハリー、中村 武久 他

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絵本ではないけれど「あのとき、この本」は、いろんな人の絵本の思い出が書かれている。
私の話も出ているので、読んでみてください。
あのとき、この本あのとき、この本
(2014/03/20)
不明

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Q しきぶとんさんとかけぶとんさんとまくらさんは、お互いに話はしないんですか?
A 話はしないと思う。(おしゃべりしたら)うるさいし。

Q これからも絵本を描きますか?
A 色塗りが好きじゃない。色を塗っていると考えることができない。やはり漫画家なのか、白と黒だけのほうが、考えながら絵が描ける。物語をつくるには、色があると難しい。絵本はこれ一冊になりそうな気がする。

Q ふとんへの思い入れは?
A 特ににない。デビュー作が布団なのも偶然。最近、鳥取の布団という小話をベースに手拭いを作ったけど、これもいただいたお題を漫画にしただけ。
Q 四角いものが好きなのでは?
A それはそうかも?

Q 自分で描いた本は何回くらい読んだの?
A 作っている間は、何度も読むけど、出てしまったら読まない。「しきぶとんさんかけぶとんさんまくらさん」も、今回のイベントのために、久しぶりに読んだ。

Q これから作りたいのはどんな作品ですか?
A 絵で説明する仕事がしたい。
物語ではなくあくまでも説明。
名前も性格もない人物で、ページをめくりたくなるものをここ五年ほど考え続けている。
名前も性格もない主人公が案内する紙でできた本を計画中。
物語ではなく、図書館で、理科や社会の本棚に並ぶ本が作りたい。

Q おふとんの色がページごとに違うのはどうして?
A 電気を消したら、お布団の色はなんでもいいかな、と思った。
このお話は、真っ暗な場面で起こる物語なの。

Q 絵本は漫画とは違う道具でかかれているの?
A 筆で描いた。ピンクとグレーが色が出にくいことを発見した。その点、黄色は色が変わらなくていい。
印刷技術が素晴らしくて、色は印刷でもほとんど変わらない。原画は、本よりも一回り大きいサイズで描いた。

Q この作品も脱衣所で描いたのですか?
A 今は脱衣所は撤退して、この作品は畳の部屋に小さいテーブルを置いて描いた。脱衣所で描いていたのは、音が聞こえなくなるからで、今回はカラーの絵で画材が多く、絵のサイズも大きいので、広い場所が必要なので移動した。静かな場所であれば脱衣所でなくても構わない。

Q p.7の寝ている男の子にはどうして足が描いてないの?
A おしりを可愛く描きたかったから。

Q どうして若いときは、子供の絵がかけなかったの?
A (どうやったら子供にわかりやすく説明できるか、長考した後)
大人の人には、わかると思うけど、絵を描いてみると、心の中が、絵の中に出てしまうあることがある。それが怖くて、その頃は、今は描かないでおこうかな、と思った。
絵を描くのが楽しいときもあるけれど、描かない方が楽しいこともある。
描きたくなったら描くのがいいと思った。
絵はいつも誰も見てないところで描く。テレビもなく、音もないシンとした時に描く。
Q さみしくないの?
A さみしくない(笑)絵を描いたら見てもらう人がいるし。
Q ひみつのへやでかくの?
A ひみつのへやで描いて、にぎやかなところで描いた絵を見せるのが好き。
Q ひみつのへやは地下室にあるの?
A おうちの3階です。

質疑応答が終わった後、高野さんは、こういうイベントは初めての行ったけど、いい体験になりました。子供の質問は、大人の質問と同じくらい難しかったです。と笑っていたのが強く印象に残りました。

イベントはここで終了。
その後、サイン会が開催され、高野さんは参加者一人一人にイラスト入りのサインを描いてくださいました。

イベント中は、子供の反応にハラハラしどおしで、正直、高野さんのお話を身を入れて聞くことができず、大切な部分をずいぶん聞き逃してしまったようにも思います。
それでも随分深いところまで、お話をしていただき、濃密な時間を過ごすことができました。
行ってよかった!と心から思ったイベントでした。
スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

なお、長年、漫画の新作が出ていない高野さんですが、つい最近まで、WEB上で連載を行っていました。
「ドミトリーともきんす」がその作品です。
ぜひご覧ください。
この作品についても、高野さんは、主人公に名前も個性を持たせないようにしたかったけど、名前を付けなくてはいけなくなったとおっしゃっていたのが、興味深かったです。
WEBで読んでも、十分、面白い作品なのですが、アナログ人間としては、やはり早く紙の本で読みたいです。
一日も早い書籍化を是非!!!よろしくお願いします。 

2015年9月追記
「ドミトリーともきんす」かなり前に書籍化されてます。
やはり紙ベースで読んだ方が楽しいですよ♪



美術館にもぐりこめ! (たくさんのふしぎ傑作集)美術館にもぐりこめ! (たくさんのふしぎ傑作集)
(2013/05/01)
さがら あつこ

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長年、美術館巡りなどをしている身としては、美術館がテーマになった絵本を見つけると、つい気になってしまい、チェックしてしまいます。
最近、美術館のバックヤードまで含めて、細部まで説明している面白い本を見つけたので、いい機会なので、美術館博物館をテーマにした絵本をまとめてみようと思います。

まずは、このまとめを作ろうと思ったきっかけになった本が「美術館にもぐりこめ! 」です。
美術館に忍び込んだ泥棒と一緒に美術館のバックヤードを探検するお話です。
舞台モデルは平塚美術館なのかな?その他、今はなき東武美術館や、日通、ヤマト運輸など美術品輸送を担当する輸送会社なども取材協力しているようです。

ちなみに、この本、我が家の7歳児の琴線には全く触れませんでした。
対象年齢も小学生中学年以上となっているし、ちょっと難しすぎたのかもしれません。
美術館に職場体験に行く子供なんかは、この本に事前に目をとおしてから行くとすごく役に立つと思います。
美術館で行っている基本業務や、展覧会ができるまでの手順を細部にわたってきちんと説明しているので、下手な博物館学の教科書よりも、わかりやすい気がしました。
美術館好きな人ならば、大人でも十分に楽しめる本だと思います。

この本を読んで、こーゆー美術館や博物館の活動をわかりやすく説明した本って外にもないかな?と思い、何となくアンテナを張るようになっていたんですが、探してみると以外とあるものですね。

最近、博物館の成り立ちを、可愛らしいキャラクターをつかって紹介している本をみつけました。
それが、「キュッパのはくぶつかん」です。
キュッパのはくぶつかん (福音館の単行本)キュッパのはくぶつかん (福音館の単行本)
(2012/04/11)
オーシル・カンスタ・ヨンセン

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収集癖のあるキュッパという丸太の男の子が、部屋に納まりきらなくなった自分のコレクションを整理して皆にみせようと思って、博物館を作るお話です。
こんな風にいろんなものを収集したコレクターが、自分の収集したものを見せたいっていう欲望が、博物館の原点なのよねー。と読んでいるうちに思わずニコニコしてしまいました♪


先の2冊ほどの面白さはないですが、「博物館の一日 」も、国立科学博物館のバックヤードを紹介している本です。
博物館の一日 (講談社の創作絵本)博物館の一日 (講談社の創作絵本)
(2012/10/20)
いわた 慎二郎

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理系の博物館らしい、かっちりした作りの本。
遊びがない分、絵本としては、面白みに欠けるけど、図鑑的指向で楽しめる本だと思います。


次に単独の美術館をテーマにした本をご紹介します。

「ジブリ紙の美術館」は、ジブリの森美術館を紹介する、デザインにこだわった素晴らしい美術館ガイド絵本でした。

ジブリ紙の美術館ジブリ紙の美術館
(2002/11)
ジブリ美術館=

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こーゆー単体の美術館をテーマにしたガイド絵本って、海外ではよくみかけるのですが、日本ではあまりみかけない気がします。
まあ、日本の美術館は、子供を常設展のメインターゲットと想定していないところが、ほとんどですし、絵本形式ガイドブックを作成するのは難しいのかもしれません。

ガイド絵本とはちょっと趣向が違いますが、北海道の三岸好太郎美術館を舞台にした絵本「おばけのマールとちいさなびじゅつかん」は、娘が4歳くらいの頃、かなり気にいって何度も読んでいました。

おばけのマールとちいさなびじゅつかんおばけのマールとちいさなびじゅつかん
(2008/12/06)
けーたろう

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札幌在住?のおばけのマールくんは、札幌市内の観光地をあちこちめぐってお友達を作っているようで、その活躍は、いくつかの絵本になっています。
おばけのマールについては公式ホームページをご覧ください♪

この作品、三岸好太郎の作品をモチーフにしたキャラクターが登場し、マールとお友達になります。
話の中ではあえて、作品の細かい背景を説明しておらず、あくまでもマールの冒険談という形で、話は終わります。
この作品を読んだ子供が、いつか実際の三岸好太郎作品を見たときに、この絵本を思い出し、自由に作品を感じる余地があるのが、いいなーと思わせる絵本でした。

ジブリ紙の美術館もそうですが、やはり美術館を紹介するという趣旨とはいえ、後に蛇足的な説明を入れず、絵本として独立した仕上がりとなっている本の方が、子供も大人も楽しめると思うんですよね。

こういう適度な距離感で、子供を美術館にいざなう本は、これからもっと増えてくるといいな、と願っています。

同じようにキャラクターが、美術館や博物館を紹介する絵本の中で、うまく設定に美術館を取り込んで話を作っていると思ったのが、リサとガスパールシリーズの一冊「リサのおうち」です。
リサのおうちリサのおうち
(2002/05)
アン グットマン

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なんとリサちゃん、フランスのポンピドゥーセンターに住んでいるんだそうです。
無茶な設定ですが、りさのおうち紹介という形でポンピドゥーセンターを紹介するという趣向が楽しい絵本でした。
これを読むと、次にポンピドゥーセンターに行くときにはリサを探したくなってしまうのがミソ♪
有名なキャラクターと設定をうまく組み合わせて、楽しい美術館紹介絵本が完成したのではないかと思います。

探してみると、美術館や博物館をテーマにした絵本は、いろいろあったので、これからもこれは!と思う絵本があったら、また取り上げてみたいと思います。



赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)
(1982/06/01)
マリー・ホール・エッツ

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うちの7歳児、昔から本の好みが割と実際的で、かわいいおとぎ話より、科学絵本など物事の原理や構造がわかる本が好きなようです。

女子度が低いなーと常々思っているのですが、それでも女の子だなと思うのが、赤ちゃんに興味津々なところです。

最初に娘が、お腹の中のあかちゃんの様子に興味を示したのは、やぎゅうげんいちろうさんの「おへそのひみつ」を読んだ4歳頃でしょうか?

おへそのひみつ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)おへそのひみつ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
(2000/11/10)
やぎゅう げんいちろう

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おへそでお母さんとあかちゃんがつながっているということを知り、ひどく感心していました。
やぎゅうさんのからだのしくみを描いたシリーズは、福音館からいくつも出版されていて、我が家でも何冊か購入したのですが、どれも娘のお気に入りになっています。
このシリーズのおかげで、娘の体の構造への関心が、育まれていったように感じています。


そして、自分もいつか産むということもふまえてなのか、特にお母さんのお腹のなかでどんな風にあかちゃんが育つのかということが気になりだしたらしく、5歳の頃、本屋さんで「赤ちゃんのはなし」を見てひどく欲しがったので、購入してみました。

赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)赤ちゃんのはなし (福音館のかがくのほん)
(1982/06/01)
マリー・ホール・エッツ

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この本、文字量が半端なく多いので、子供に読んで聞かせるには、かなりの根性が必要です。
けれども、赤ちゃんがお母さんのお腹の中で、どんな風に変化してゆくのかを、わかりやすく伝えるためには、この文字量は必要不可欠だったのだと思います。
それだけに、大人が読んでもそうなんだ!知らなかった!と思う位、ハイレベルな情報がつまった本となっています。
子供だからと言って決して手加減せず、これだけ難しい内容を、わかりやすく伝えようとする筆者の誠意ある態度に、感動すら覚えました。

そしてその文章を、さらにわかりやすくサポートしているのが、モノトーンで描かれた挿絵です。
一頁、一頁、丹念に、あかちゃんの成長過程を、実寸サイズで描いています。
この絵がなかったら、やはり子供に具体的なイメージは伝わらなかったと思います。

ネタバレになってしまいますが、この本のラストは、赤ちゃんが誕生した場面ではなく、生まれてきた赤ちゃんがはじめて笑った場面なんです。
このラストの赤ちゃんの笑顔の可愛らしさと言ったら!!なんと表現していいのかわからない位です。
娘もこの場面がいたく気に入ったようで、はじめてこの本を読んだ後には、その赤ちゃんの笑顔を一生懸命、模写していました。


以来、生き物の誕生というテーマは、娘にとっては、かなり重要なものになっているようで、それからも度々、誕生をテーマにした絵本を選んでくるようになりました。

はじめて小学校の図書館で借りてきた本は、「こいぬがうまれるよ 」という、子犬が生まれて成長してゆく過程を描いた写真絵本でした。

こいぬがうまれるよ (かがくのほん)こいぬがうまれるよ (かがくのほん)
(1982/11/20)
ジョアンナ・コール

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この本、絵ではなく写真が使われているため、出産直後の場面などは、かなりの迫力です。
娘もちょっと怖じ気づいていたようです。
でも、そのあとに続く子犬の可愛らしさにはメロメロになっていました。

この頃から、動物を育てるという方向に、興味が向かい始めたようで、その後、図書室で、何回も「はじめてのハムスター 」という本を借りてきて、熟読していました。

新装版はじめてのハムスター (どうぶつシリーズ)新装版はじめてのハムスター (どうぶつシリーズ)
(2009/10/25)
大野瑞枝

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我が家では、動物を飼うのは、きちんと自分で責任を持てるようになってからにしようと、考えているので、現時点では、ハムスターを飼う予定はないのですが、娘の頭の中は、ハムスターを飼うための情報でパンパンになっているようですw
命の大切さを理解してもらうためにも、どこかの時点で、動物を飼って世話をする経験はさせてあげるべきだとは思っているのですが、それをいつにするか、もうしばらく考えてみたいと思っています。


最も最近、娘が選んだ誕生をテーマにした本は、先日の駒形克己さんのワークショップで購入した「ぼく、うまれるよ!」です。
この本、アマゾンでの取り扱いがないので、画像をお見せすることができないのですが、とてもデザイン性に富んだ美しい本です。
娘は、買った日には、何度も読み返していました。

そしてこの本を読んで、ついに、あかちゃんが生まれるとき「精子」はどこからくるの?という疑問を持ってしまったようです。
想定していたよりも遥かに早く、こういう性的な説明を子供にしなくては、ならなくなったことに、正直私の方が、焦ってしまい、その場では、なんとなくごまかしてしまいました(^^;

そういうことに適した本、そろそろ真剣に探さなければいけない時期が来てしまったようです。
なにかオススメな本がございましたら、是非、アドバイスをお願いします(切実)


2月11日に、娘と一緒にJBBY(一般社団法人日本国際児童図書評議会 = Japanese Board on Books for Young People)主催  駒形克己さんワークショップ「ひとつがふたつ」に参加してきました。

駒形克己さんは、デザイン性に富んだ独自の絵本作品を多数発表している世界的にも評価の高い絵本作家の一人です。
視覚障害者向けの絵本を手がけたり、世界各地でワークショップを開催するなど、精力的に活動を続けていらっしゃいます。
駒形さんの活動については、こちらのHPをぜひご覧ください。

かねてから駒形さんの活動には興味があり、ワークショップにも参加したいと、数回申し込みをしたのですが、その度、仕事が入ったり、台風の足止めをくらったりと、なかなか参加できず、今回はじめて参加することができました。

参加したワークショップ「ひとつがふたつ」は、二人一組になって行うものです。
私は当然、娘と一組になりました。
まず、それぞれが好きな色の色紙を1枚選び、鋏で好きな形に切り抜きます。
切った紙をペアを組んだ相手と交換し、別に用意した二つ折りの台紙に貼り、切り絵を制作します。
受け取った形から、いかにイメージを広げて、相手の予想を裏切る作品に仕上げられるかが、このワークショップの肝となります。

私が作った紙のパーツを、娘が、私が想像もしない作品に作り上げてゆくのをみて、その発想の自由さに素直に感心してしまいました。(相変わらずの親ばかです。すみません★)

紙のパーツを交換した後は、お互い全く協力することなく、個人個人で作品を作ることになるのですが、終わってみると、不思議と、共作したような一体感が残るのが面白かったです。

このワークショップに参加してみて、強く感じた事は、作品制作には、少し縛りがある方が、発想やイメージが広げやすいのかもしれない、という事です。

普段、今回のような作品制作とは縁のない生活を送っている、私のような人間にとっては、いきなり鋏と糊で好きなように貼り絵を作ろう!と言われるよりも、制約があったおかげで、却って、よーしやってやろうと覚悟が決まり、怖じ気づくことなく作品作りを楽しむことができた気がします。

最後に、参加者全員で完成作品の発表会をしてワークショップは終了しました。
個性的な作品を沢山みることができて本当に楽しかったです。

娘も思いの外、楽しんでくれたようでよかったです♪

最後に、会場で駒形さんの本を購入し、サインを書いていただきました♪
サインをもらう際、娘はワークショップの際に切り残した紙でつくったお守り?を駒形さんにプレゼントしていました。
そんなアホなことをする娘を、優しく受け入れてくださいまして、本当にありがとうございました。
その節は、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

会場で購入したのは、「ぼく生まれるよ!」という出産をテーマにした作品。
選んだのは娘です。

駒形さんの本は、材質や造形のデザイン性が素晴らしいのですが、その分、子供が汚したり、破いたりした時のダメージが、私の中では、通常の本の1.5倍はありそうな感じなんです。
素敵だなーと思うものの、子供が小さい時には、子供用に買う覚悟が出来ず、買えないまま、ついにここまできてしまいました。
今回初めて、娘用に駒形さんの本を買う事ができ、喜びもひとしおでした。

駒形さんの本は、基本的にご自身のサイトで販売していらっしゃるようで、一般書店ではあまり流通していません。
アマゾンで販売している本も限られています。
ちなみに、アマゾンで販売されている本はこんな感じ。


What color?(このいろなあに)―Learning for children (Little eyes (6))What color?(このいろなあに)―Learning for children (Little eyes (6))
(1991/04)
駒形 克己

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1 to 10(いち・に・さん…)―Learning for children (Little eyes (5))1 to 10(いち・に・さん…)―Learning for children (Little eyes (5))
(1991/04)
駒形 克己

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The animals(どうぶつ)―Fun for children (Little eyes (7))The animals(どうぶつ)―Fun for children (Little eyes (7))
(1992/01)
駒形 克己

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ごぶごぶ ごぼごぼ (0.1.2.えほん)ごぶごぶ ごぼごぼ (0.1.2.えほん)
(1999/04/15)
駒形 克己

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*福音館から出ている本だけは、一般書として流通しています。

これ以外にも、すばらしい本が沢山でています。
駒形さんの本は、紙の質やポップアップ部分に工夫がされていて、実際に手に取ってみると改めて、その緻密な造形に驚かされます。
子供はもちろん大人も楽しめる本です。
ギフトにもオススメ♪
機会があったら、ぜひ手に取ってみてください。
コニカミノルタプラザで開催している「 降矢奈々×フィリップ・ジョルダーノ 異郷の絵本作家」展の関連企画フィリップ・ジョルダーノワークショップ「グリーティングカードを作ろう」に参加してきました。

毎年この時期にコニカミノルタプラザで開催する絵本関連の展覧会、今年は降矢ななさんとフィリップ・ジョルダーノさんの二人展でした。
降矢ななさんは、「めっきらもっきら どおんどん」でデビューし現在スロバキアに在住している絵本作家さんです。
ブログには書けませんでしたが、この夏、「めっきらもっきらどおんどん」の原画展を見たばかり。
今年は精力的に日本で活躍していらっしゃるようです。

めっきらもっきら どおんどん(こどものとも絵本)めっきらもっきら どおんどん(こどものとも絵本)
(1990/03/15)
長谷川 摂子

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(注*今回の展示では、この作品は展示されていません)

フィリップ・ジョルダーノさんは、イタリアの新進気鋭のアーティストで、現在日本に在住している方。
数年前に板橋美術館で作品を見たことがあったのですが、そのときはアーティスティック過ぎて、正直ピンとこなかったという印象を持っていました。その時の感想はこちら

お二人がどんな方かということは、こちらの映像をみていただくのかいいかもしれません。

今回は子供も参加できるワークショップが開催されると知り、外国のアーティストの方と一緒に作品を作る事は、なかなか得難い経験かも!と思い、参加してみることにしました。

フィリップ・ジョルダーノさんは、黒髪のナイーブそうな眼鏡男子でした。
通訳についてくださっていたガブリエレさんが、典型的な陽気なイタリア人だったのに比べると、とても物静かな印象を受けました。

ワークショップでは、丸や三角、四角にきった色紙を組み合わせて台紙に貼って、二種類のグリーティングカードを作りました。

まずジョルダーノさんのサンプルをもとに、三角の紙を組み合わせてサンタクロースの絵柄のカードをつくり、その後は、各自自由なデザインで制作を行いました。
娘は赤い長靴のなかからネズミとウサギが顔を出すデザインのカードを作ってご満悦な様子でした。

嬉しいことに、作ったカードの中からどちらか一枚は、本当に郵送できるポストカードに仕立ててくれるそうで、後日、自宅に郵送していただけるというサービスまで付いていました♪
これらを入館料も含め、すべて無料で行ってくださるのですから、有り難いかぎりです。

娘の反応もよく、なかなか楽しい一時を過ごす事ができました。

展示自体は、子供が一緒だったこともあり、ゆっくり見る事はできなかったのですが、ジョルダーノさんの最近作品は、デザインと色の組み合わせがとても洗練されており、そのセンスの良さに魅入られてしまいました。
多彩な色が使われているにもかかわらず、色調が抑えられていて、全体的にシックなトーンに仕上がっているの点が、とても現代的で、今の絵本!という感じがしました。

Gallito pel¢n / Bald CockGallito pel¢n / Bald Cock
(2013/01)
Paula Carbonell

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ChissadoveChissadove
(2009/03)
Philip Giordano、Cristiana Valentini 他

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以前板橋美術館で、ボローニャで賞をとった「かぐやひめ」(La princesa noche resplandeciente)を見たときには、作品全体の過剰な演出と禍々しさがクド過ぎて、ちょっと苦手かも、と思ったのですが、今回は、もっと作品を見たい!というワクワクした気持ちにさせられました。


La princesa noche resplandecienteLa princesa noche resplandeciente
(2011/04)
Philip Giordano

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帰りに唯一日本語訳がでている
「まっくろくろのおばけちゃんのぼうけん」を購入して帰宅しました。


まっくろくろのおばけちゃんのぼうけんまっくろくろのおばけちゃんのぼうけん
(2010/08/24)
デヴィッド カリ

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久しぶりに、親子共々、満足するワークショップに参加することができた気がします。
フィリップ・ジョルダーノさん、スタッフの皆さん、楽しい時間をありがとうございました!

  
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